どんどん暑くなって、どんどん薄着になっていく。そうすると、どんどん格好がつかなくなってくる……。
そこで参考にしたいのが、世界の街角で見つけたイケてるオッサンたち。彼らが実践する、簡単で効果的な着こなしテクニックを習得すれば、夏の装いは見違える。ここで紹介するのは全部オノマトペで実践できるから、ぜひ試してみて!
「WORLD街角父ラッチ」を最初から読む①:バサッ! 無造作肩掛けニット
NEW YORKサージさん
グレーニットをバサッと。この“狙ってなさ”がリラックスムードを強調する。ピンクとパープルという同系色の引き締め役にも。
②:フワッ! ユルめシルエットで風ハラミ
TOKYO徳永聖也さん
軽やかな古着のシャツをオーバーサイジングで。太いパンツと合わせて旬なシルエットを味わい、夏の気持ちいい風も満喫。
③:シュッ! 掛けても便利なヘンリー
NEW YORKスコットさん
ボタンを留めるか外すかで表情が変わるヘンリーネックは、Tシャツ以上シャツ未満の存在!? サングラスを掛けてもサマに。
④:ビシッ! ブラック&ホワイトの重ねT
TOKYO加瀬善隆さん(39歳)
色の異なるTシャツを重ね着してチラ見せすれば、スタイル全体にメリハリが生まれる。それをモノトーンで完璧に実証!
⑤:サラッ! 首回りシンプルギミック
LOS ANGELESサボさん(42歳)
半袖スウェットのガゼット回りをシンプルなチャームのネックレスで飾る。スウェットと同色のインナー使いを含めて、嫌みがないのがいいね。
⑥:チラッ! チカラコブ見せ“まくり”
LOS ANGELESペリエさん(42歳)
すぐにでも真似できて、こなれた印象を与えられる簡単スキルがTシャツの袖まくり。ただ、夏に完勝するにはやっぱり体を鍛えなきゃ!?
⑦:クルッ! 色みを合わせた爽やか巻き
NEW YORKカーティスさん
ブルックスブラザーズのボーダーシャツの色に合わせ、同ブランドのニットをクルリ。品良く爽やかなマリンスタイルが完成。
⑧:ドンッ! 大胆&技ありボーダー
LONDONポールさん(38歳)
夏らしいボーダーを着る、でもちょっと変わったヤツを。例えばこんなセントジェームスの1枚なら、主役に相応しいインパクトが。
⑨:ガバッ! 解放的なジップ全開放
TOKYO真喜志さん(30歳)
シャツのハーフジップをすべて開けてインナーを見せ、袖もまくる。あえて適当な感じで。夏らしい、解放感のある着こなしだ。
Tシャツ1枚じゃサマにならない。そんな不安に苛まれているオッサンはきっといるだろう。でも、彼らから学んだテクニックを駆使すれば、もう安心だ。
大村聡志=写真(東京) 富永修朗=取材(東京) 山田ヒロミ(ROMY&Co.)=写真・取材(NY) MIMI WADA=写真・取材(LA) YUMIKO SWAN=写真(ロンドン) IORI DOUGAN=取材(ロンドン)