Tシャツ、ショーツ、サンダル。シンプルになりがちな夏のコーディネイト。どこかに感じるもの足りなさを埋めるアクセサリーも、極力シンプルに。
……と、謎掛けみたいな提案だが、その“裏を返せば”意味がわかる。そう、裏に技あり!なこんなリングなら、無理したオッサンにも陥らないし、“着ける楽しみ”はひとしおというわけ。効果的にコーディネイトに変化を付けるなら、こちらの5つで決まりだ!
①ジャムホームメイドのリング
ブランドの定番である、「2進法」がモチーフのシルバーカレッジリング。それをそのまま裏返したような大胆さに拍手。
②シハラのリング
K18YGを使った2mm幅のシンプルなリング……と思いきや、内側にはダイヤがぎっしり! 自分だけが触れて楽しむ、ゼイタクな1本。
③サンシャイン・リーブスのリング
ナバホの気鋭作家の十八番であるスタンプワークが裏側に。主張しない正統なネイティブアクセサリーなんてニクイ。
④アームのリング
左はシルバープレートを溶かし、表はK20YGや銅、隕石をちりばめ、裏に銀河を描き小さいリングに"宇宙"を詰め込んだ。右は厚みのあるK20YGのボディに1日がかりで緻密な彫金を施した圧巻の品。「ハンター」と題し、森に生きる動物の姿を表現。どちらもデザイナーが手作業で製作しているというから驚きだ。
※本文中における素材の略称は以下のとおり。K18=18金、YG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールド、GG=グリーンゴールド、PT=プラチナ
渡辺修身=写真 柴山陽平=スタイリング