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2018.05.25

超軽量“911”、41年ぶりの“フェアレディZ”。ポルシェと日産の新型が本気だ

ここ最近、SUV人気に追随するかのごとく徐々に再燃しているスポーツカー熱。そんな中、日本とドイツを代表するクルマメーカーから、注目の最新モデルが発表された。

 

「ポルシェ」の“911 GT3 RS ヴァイザッハ”




スポーツカーの代名詞、「ポルシェ」の911シリーズに最高峰モデル“911 GT3 RS ヴァイザッハ”が登場した。ヴァイザッハとは、歴代ポルシェのテストコースとして知られる聖地の名を冠した最強仕様。レーシングカーに限りなく近い911の動力性能をさらに強化したスペシャルモデルで、心臓部には520psを発揮する水平対向自然吸気6気筒を搭載。こだわったのは軽量化だ。



シャシーや内外装各部にカーボンパーツを多用し、車重は1430kgを実現。しかも、フロントボンネットに掲げられるポルシェクレストまでステッカーに変更する徹底ぶり。オッサンのメタボ腹で乗るのは、ご法度ですわな。

 

「日産」の“フェアレディZ ヘリテージ エディション”




アメリカで人気を博した日本車といえば「トヨタ」の“レクサス”や「ホンダ」の“シビック”。そして1969〜’78年にかけて海外に輸出されていた“フェアレディZ”もその1台だ。ダットサン(=日産の海外ブランド名)のZ(=海外でのモデル名)で、「ダッツン・ズィー」と呼ばれていた。

その新型に、爛熟期の’77年に発売された特別仕様車“280 ZZZap”をモチーフにしたモデルが登場。イエローボディに黒のレーシングストライプのデカールが最大の特徴だ。内装もブラック×イエローの配色。価格は6段MTが408万240円、7段ATが415万8000円。日本生まれだがアメ車的に仕立てられた当時の「ズィー」が、再び日本で蘇えるというわけ。指をくわえて見ているわけにはいかないぜ、っと。

 

サーキットで走っていても違和感がないほど強烈なインパクトを残すビジュアル。しかも、中身も非常にパワフルときている。ベースが名モデルってところもミソで、オールドファンにもたまらない2台なのだ。

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