OCEANS

SHARE

  1. トップ
  2. ニュース
  3. なんだかんだで着てしまいそうな新ブランド「ルーペ」の服は、生地が主役

2022.01.27

ニュース

なんだかんだで着てしまいそうな新ブランド「ルーペ」の服は、生地が主役

「なんだかんだで、よく着る服」って結局、一見すると何でもない、定番のカットソーやスウェットだったりする。

スウェットシャツ2万5300円、パンツ2万2000円/ともにルーペ(ジョイックスコーポレーション https://www.loope.jp/shop/default.aspx)

スウェット2万5300円、パンツ2万2000円/ともにルーペ(ジョイックスコーポレーション https://www.loope.jp


そんな“日常にそっと馴染む服”をコンセプトに掲げて、この1月からスタートしたブランドが「ルーペ」だ。

織物の糸数を数えるために使う“ルーペ(拡大鏡)”に由来する名の通り、このブランドの服づくりはデザインではなく、糸、すなわち生地を考えることから始まるという。

生地の良し悪しは、服の着心地や質感などを大きく左右することは言わずもがな。ルーペは糸の選別から加工、編み立て、生地加工、縫製といったすべての工程を国内生産にこだわり、糸1本、縫い目1ラインといった、ミクロの世界にまでクオリティを追求するのが信条だ。こうして作られた生地を、定番服として愛着を持てるアイテムへと昇華させていく。

ロンT1万5400円、パンツ2万2000円/ともにルーペ(ジョイックスコーポレーション https://www.loope.jp/shop/default.aspx)

カットソー1万5400円、パンツ2万2000円/ともにルーペ(ジョイックスコーポレーション https://www.loope.jp


例えばこちらのロンTもそう。緩やかにテーパードさせることでシャープな印象を与える裾や、ゆとりのある袖幅に対して程よくタイトにつくられた袖口、リブの幅を広くすることで首回りを引き締めてくれる襟など、シンプルながら美しいシルエットとなっている。

生地の微妙な質感にまでこだわり抜いて、各アイテムにつき異なる2つの生地を採用したバリエーションを展開。それぞれ9種類の豊富なサイズ展開があるのも、他のブランドにはなかなか見られない特徴だ。

シャツ2万3100円、パンツ2万2000円/ともにルーペ(ジョイックスコーポレーション https://www.loope.jp/shop/default.aspx)

シャツ2万3100円、パンツ2万2000円/ともにルーペ(ジョイックスコーポレーション https://www.loope.jp


ラインナップはロンT、スウェットシャツ、シャツ、パンツの4型とまだ少ないが、どれも着る人を飽きさせない奥行きを持っている。

これらのアイテムは現在、ルーペの公式オンラインショップでオーダー受付中。

「真に長く付き合える服とは何か?」という問いに答えてくれる新たな存在。ワードローブの新人候補に、覚えておいて損はないはずだ。


[問い合わせ]
ジョイックスコーポレーション
https://www.loope.jp

外山壮一=文

SHARE

次の記事を読み込んでいます。