■シックな“鉄もの”で統一したいならこちら
縦長に組むこともできるし、バラバラにも使える。「マルチファイアテーブルⅡ」9900円/尾上製作所 www.onoess.co.jp
ギアの色や素材を揃えるのは、サイトの統一感を高める手段のひとつ。シンプル×武骨路線な方におすすめなのが、こちらも信頼の日本ブランド「尾上製作所」による「マルチファイアテーブルⅡ」だ。
特徴は使い方の自由度の高さ。単体でも使える4枚のテーブルは、それぞれ小さなジョイントパーツが付いていて、連結時に固定できる仕組みになっている。
焚き火を囲むように配置するもよし。四角く大きなテーブルにするもよし。縦長のテーブルにするもよし。もう1台買い足して大きなリビングを作るもよし。まさに名前のとおり、マルチな使い方ができる。
濡れや熱にも強いので、うちの庭では多肉植物用の棚としても使っている。外で使いっぱなしでも、まったくガタのこない耐久性はお見事!
■折り畳みチェアで培った技術をテーブルにも
「アジャストカフェテーブル」1万7380円/オンウェー www.onway.jp
最後に紹介するのは、名作チェアの数々を手掛けてきた「オンウェー」。彼らが生み出した機能的かつ斬新な折り畳みギミックは、フォールディングテーブルにも活かされている。
この「アジャストカフェテーブル」は、そんなテーブルカテゴリーの最新作だ。
思わず「なるほどね」と唸ってしまう脚部のフレーム構造。単純だが深いのよ。
足の長さは47〜70cmまで無段階に調整可能。
脚部のフレーム構造に加え、木目調が美しいグラスファイバー製天板を採用していることも特徴。その重量は3.7kgと、見た目からは想像がつかない軽さを実現している。
脚部は無段階で長さを調整できるため、キャンプのスタイルを選ばず、自宅リビングで使うこともできる。接地部のパーツは地面の凹凸に合わせて動くので、不整地でも安定感が高い。また、このパーツは砂地や土に埋まりづらい役割も担っている。
我が家では、来客時のサブテーブルや庭でのBBQ時で登場する機会多し。
使うシーンを選ばず、収納もスマートに。春先に向けてギアの新調を検討するなら、ぜひフォールディングテーブルを候補にどうぞ。
「Camp Gear Note」90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。
上に戻る 連載「Camp Gear Note」一覧へ