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2022.01.16

ファッション

ヴィトンとギャルソンの“太め軍パン”が、ストリートの気分と見事に呼応している感

オーシャンズ2月号の特集である「街角パパラッチ」。読むたびに新たな発見がある恒例企画だ。今回の驚きのひとつは軍パン。

ストリートブランドだけでなくモードの双璧といえるこのふたつのブランドをはじめ、太め軍パンが街を席巻する様相を呈していたのである。

[左]4万4000円/コム デ ギャルソン・オム(コム デ ギャルソン 03-3486-7611) [右]18万3700円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854


コム デ ギャルソン・オムのものは素材に高密度のナイロンを使用。ミリタリーアイテム特有の雰囲気を十分に保ちながら、実際の着用感はきわめて軽快だ。

ウエストのドローコードもスポーティなテイストを醸し出す理由のひとつ。ナイロンテープやポリエステル製のアジャスターを採用するなど、細部にいたるまで軽量化を追求した。

一方のルイ・ヴィトンもナイロン地を採用。ウエストのアジャスターやドローコードなど本来のディテールを踏襲しつつ、今どきなルーズフィットで都会的に仕上げている。定番コレクション「ルイ・ヴィトン ステープルズ コレクション」に収蔵されるにふさわしい出来栄えだ。

急逝したメンズ アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブローは、生涯を通じて街角=ストリートを愛し続けた男だった。その想いがこの軍パンに息づいているような気がしてならない。そう、トレンドはいつの時代も街角の男たちから発信される。今回もその確信を新たにした次第である。

清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文

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