【写真6点】「冬アウターを「古着」で選んだ5名」の詳細を写真でチェックしっかりと入ったダメージ、程良くヨレた生地感、オリジナルにはなワッペンアレンジ……。古着ならではのヤレた感じは、生地面積の大きいアウターで大胆に味わうのがいい。
ではどう着こなすのが正解か。汚く見えたりはしないか。その攻略方法を以下、5人のスナップでどうぞ!
① 古着をクリーンに。まずは“黒”を選んでみる
コート、パンツ=ともに古着 シャツ=ニューレーベル シューズ=アディダス マフラー=ダブレット 腕時計=ヴァーグウォッチカンパニー
▶︎大地さんのスナップをすべて見る大地凌雅さん(27歳)清潔感を保ちながら古着を着こなしたいなら、万能色であるブラックを選ぶといい。ピークドラペルのチェスターフィールドコートと細身のスラックスは、どちらも古着ならではのクタッとした生地感が魅力だが、こんなにもクリーンだ。
シックな装いにフットボールチームがデザインのマフラーとスリーストライプスのスニーカーでスポーティな味付けを。そのギャップが功を奏したコーディネイトである。
② 古着をシルエットと丈感の妙技でセンス良く
ジャケット、デニム、帽子=すべて古着 Tシャツ=ユニクロ シューズ=クラークス 眼鏡=ビームス
▶︎栗原さんのスナップをすべて見る栗原 蓮さん(24歳)長年着用されたことによる自然な起毛感やウッドのコンチョボタンなど、ヴィンテージらしさが溢れ出るハンティングジャケットは少し大きめのサイジング。ワイドテーパードのデニムは裾をカットオフし、その隙間を埋めるようにワラビーはハイカット。
わずかなシルエットや丈感の機微を捉える繊細なセンスをお持ちのようで。古着感の溢れるキャップを合わせた点にもご注目を。
③ 現代的なアイテムを選び抜けば古着もこんなに若々しく
ジャケット=古着 ニット=シテン デニム=ルイス シューズ=ニューバランス 帽子=ビームス 腕時計=アップル
▶︎田口さんのスナップをすべて見る田口 穂さん(26歳)身幅が広めで肩が落ち、着丈は短めのボックスシルエット。古着とは思えない現代的なシルエットだ。こうした出会いがあるのもヴィンテージ探しのいいところ。
ワイドストレートで柔らかな生地感が風に揺れるデニムもまた、定番ながら今っぽさを感じさせる。いずれもオーセンティックなのに時代感を捉えたグッドチョイス、さすがは20代の繊細な感覚だ。
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