[予測③] お買い得なのは新築戸建て!?
みなさん気になるのが「今、家を購入するなら何がお得なのか?」っていう話ですよね。新築戸建てか中古戸建てか、もしくは、新築マンションか中古マンションなのか。
今はお得度でいくと「新築戸建て」です。
事業者が“神風”っていう表現を使うくらい
2020年6月あたりから首都圏の新築戸建てが爆発的に売れているんですよ。
技術革新が進み、簡単に家の骨組みを組み立てられるようになりましたし、木造建築はほかに競合がいないので、建築費用も2011年からずっと横ばい。物価の変動が少ないため、買う側にメリットがあるということです。
一方、災害復興やオリンピックで鉄筋のニーズが高まった影響で、
マンションの建築コストは右肩上がりです。
ゼネコンや職人の数も足りない。そういう背景もあって、平米あたりのコストが2011年は18万円程度だったのに、今は26〜27万円くらいまで跳ね上がってます。建築コストはもちろん購入価格にも反映されるので、マンションマーケットの価格も上がり続けています。
ただ、その分、5年後、10年後、どっちの方がより高く上がり続けるかっていう視点で見ると、
新築マンションのほうが高く売れる確率が高いというのが今の見立てですね。
ですので、
資産性を重視する方には新築マンションもおすすめです。
[予測④] 家探しの“3Dバーチャル見学”が進む
テレワークやウェブ会議の拡大とともに、家探しもオンライン内見が急速に進んでいます。3Dのバーチャルで部屋の中をウォークスルーで見ることができる、いわゆる
グーグルマップの室内版みたいなシステムもでてきています。
これは賃貸探しにおける数字ですが、オンライン内見の利用が契約者の約2割にまで普及しているというデータもあります。
3Dバーチャル見学は未完成の戸建てやマンションにも適用されており、竣工していない物件の外観や室内を見れるようになってきています。
また、中古物件でもバーチャル上で家具を配置してイメージしやすくするなどといった進化もあり、SUUMOでもこれらのサービスを強化しています。
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