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「洗練」と「冒険心」を兼ね備えた今季の新作たち

質実なアイテムは同社の強みだが、当然、デザイン的に洗練されたアイテムも豊富にラインナップしている。
「ザ スタンダード エクスペディション パーカ」17万6000円/カナダグース 03-6758-1789
こちらは、エクスペディション パーカからインスパイアされ、より環境に配慮して作られた最新作「ザ スタンダード エクスペディション パーカ」。
ダウンにはリサイクルフェザーを採用し、表地にはリサイクルポリエステルやオーガニックコットンなどを使用したアークティックテック生地を採用。結果、製造過程でCO2の排出量を約31%、消費水量を約68%削減することに成功した。
「クロフトン パッファー」11万円/カナダグース 03-6758-1789
「クロフトン パッファー」は、空気がたくさん含まれるような構造&素材を選んで製作。抜群の保温性を誇りつつ、着心地は軽やか。パッカブル機能も付いており、内部についたバックパックストラップをループに取り付けることでバッグのようにして持ち運びが可能となっている。
「スクレスレット パーカ」14万800円/カナダグース 03-6758-1789
こちらはカナダ人として初めてエベレスト登頂を果たした登山家、ローリー・スクレスレットとのコラボレーションモデル。遭難しても発見されやすい鮮やかなピンクで彩られ、チェストポケットの入り口部分にはリフレクターも装備した。
保温性はカナダグース独自の指標でもっとも温かいレベル5(マイナス30℃対応)となっている。
「ジャスパー パーカ」14万1900円/カナダグース 03-6758-1789
ブランドが誇る名作「シャトー パーカ」を日本人の体型に合わせてコンパクト化し、日本の気候の中でスタイリッシュに着られるようアップデートさせたのがこちらの「ジャスパー パーカ」だ。
「カナダグースデビューするなら、ぜひジャスパーのようないわゆるハードシェル、硬い表地を使ったものを試してほしいですね」と船越さん。確かに、カナダグース=ハードシェルのイメージは強い。ぜひ今年はそのつくりを味わってみては?

過酷な環境に挑んできた男たちのフィードバックを受け、卓越したクラフツマンシップのもと生み出されたカナダグースのプロダクトたち。なるほど、どんなシーンでも頼りになるわけである。
「知ってホッとする冬服大全」とは……
知った気でいたけれど、実はそこまで知らなかった冬服のコト。そこで、各ブランドやショップへ取材を敢行。冬服知識の不足分を補うビタミン剤として活用してもらえたらこれ幸い。
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伊藤恵一=写真 菊地 亮=取材・文


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