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仕事にも車にも「ストーリー」が重要

コロナ禍の昨年11月に納車されたシダーグリーンのランクル80。

中学生〜高校生の頃に憧れていた車を順に購入してきた設楽さんにとって、6台目の愛車で、憧れシリーズの最後を飾る車だという。購入時15万5000kmだった走行距離は約1年間で1万5000kmも増えた。

密を避けるため、この相棒と仕事へ出掛けることが増えたからだ。
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設楽さんの仕事は私立幼稚園へのコンサルティング業務。園のコンセプトメイクから園児募集や職員採用に関するマーケティングを主に行う。

「ただでさえ少子化でマーケットが縮小しているうえに、保育園が増設されたり、新たな制度と共に認定こども園という施設形態が生まれ競合環境が激しい業界なので、これまでに増して特色を出さないと人が集まりにくくなっています。

かつては人口の多い場所では人が集まっていました。成熟社会はどの業種もそうですが、それほど単純ではないんです」。

だから数ある園の中から選ばれるために、ノウハウを持っているコンサルタントに依頼する幼稚園が増えているのだという。


今の時代、人を集めるために必要なのは“ストーリー”だと設楽さん。

例えばこんな教育方針でやっている、そこで育った子供はこういう理由で生きる力が身につくので、こんな風に育つ、等々。「魅力的なストーリーを描ける園であることが、必要なんです」。居酒屋でもラーメン屋でも、今のような時代の集客では特に、ほかにはないストーリーが大事だという。

その点ランクル80は、設楽さんにとってストーリーのある車だ。

ちょうど多感な青春時代に憧れていた車を、30年ほど経った今の時代に乗る。この車に乗れば当時の楽しい思い出や光景が、流行っていた音楽とともに蘇るのだ。

オールペンやリフトアップを含む、カスタマイズのほとんどは前オーナーによるもの。逆に現在の駐車場に高さがひっかかるため、ルーフキャリアを外した。

そんなストーリーを大切にするからこそ、当然、これまでの5台も含めすべて中古車での購入だ。

「ネットで価格が予算と合うと思った中古車をチェックしています。大体は納車されたらすぐに修理に出すので、その修理費用のバッファをみて、身の丈に合った予算上限を決めています」。



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