数々のカスタムSUVやトラックが並ぶ世界最大級のカスタマイズカーのイベント、SEMAショーで、異彩を放つレトロなトラックがあった。
1978年製のフォード「F-100」だ。
なんでカスタマイズカーのイベントに?と思ったら、何と中身は電気自動車!
しかも旧車を電気自動車にできるキットをフォードが販売するというニュースまで付いていた。てことは昔憧れたあの車やこの車も、電気自動車として復活できる!?
フォードが戦後すぐに発売を始めたピックアップトラック、Fシリーズ。現在でも同社の屋台骨として販売されているが、この6代目にあたる1978年製のF-100に、同社が現在販売している電気自動車「マスタング マッハE GT」の電気パワートレインを搭載したのが「F-100エルミネーター」だ。
マスタング マッハE GTは、スポーツカーのマスタングよりやや背の高い、カテゴリーで言えばSUVになる100%電動のハイパフォーマンスカー。
2つのモーターを搭載し、最高出力480ps/最大トルク600N・mを発揮し、0-60マイル(約96.6km/h)加速はわずか3.5秒という俊足だ。そんな強力な2モーターやバッテリーを、40年以上も前のトラックに搭載したというから、否応なく期待が上がる。
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