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人生100年時代に勧めたい、健やかなカラダ

グッデージは内装やインテリアも洒落ている。
内装やインテリアのセンスにもやはり相性がある、と土井地さん。
「気分を上げてくれるデザインや機能って重要なんです。グッデージは最新のトレーニングマシンから壁に掛かっている時計まで、ことごとくセンスがいい。
足を踏み入れた瞬間、やるぞという気分が高まります」。
なるほどパーソナルトレーニングは一見ハードルが高いようで、相性が合えば続けやすいシステムといえそうだ。
こちらは旧国立競技場で使用されていた椅子。取り壊しの際に開催されたイベントで購入したそう。
では具体的に、カラダにはどんな変化が起きているのだろうか。
「肩こりも腰痛も消えました。久しぶりに会う人は誰もが『カラダが変わったね』と驚いてくれて、素直にうれしい(笑)。でもいちばん言いたいのは、めちゃくちゃ前向きな気持ちになれるってことなんです」。
なぜ、トレーニングを続けると前向きになれるのか? 松田さんがカラダの側面から教えてくれる。
「コロナ禍で引きこもりがちになり、自律神経を崩す人も多いようです。それを改善するいちばんの方法はやはり運動。交感神経と副交感神経のバランスが整うと気持ちが変化します。
よく眠れ、元気になり、疲れにくくなる。どんどんアクティブになるという好循環が生まれるんですよ」。
床につけずに、足を左右に上げ下げして20往復。腸腰筋を意識するトレーニングで、土井地さんが改めて取り組んでいるゴルフにも有効。地味だが結構キツイやつ。
松田さんは会員の方に「今日はやっぱり来て良かった」と言われるのがいちばんうれしいそうだ。
ジムに来たときには暗い表情だった人が、トレーニングを終えたあとは晴れ晴れとした顔で帰途につく。グッデージと相性がマッチして通い始めた人たちは、誰もが無理せず楽しく、長くトレーニングを続けているのだ。
トレーナーの松田智誠さん(右)とともに。松田さんは大学卒業後、トータルワークアウトに約8年勤務。その後「すべての人にウェルネスでより豊かなライフスタイルを」との思いから、2014年にグッデージをオープンした。トレーナー歴15年の頼れるベテランである。
土井地さんは自身の実感を踏まえつつ、最後にこう語ってくれた。
「40歳を超えた今、改めてちゃんと自分に向き合いたいなと。その手段としてパーソナルトレーニングは打ってつけ。カラダと向き合うことは、ファッションや音楽、食と同じように、今後カルチャーとして深まっていく予感がするんです。
人生100年時代なんていいますが、今後の人生を楽しむためのベースは、健やかなカラダにほかならない。だから僕と同じ世代の読者の方に、心からおすすめしたいんです」。
老いに抗うのではなく、より良く年を重ねる!

引き締め、減量、パフォーマンスアップなど目的に合わせたトレーニングを提供。継続が最大の近道と考え、過度な食事制限やハードトレーニングはおすすめしないのがポリシーだ。会費は月6600円。通常のトレーニングは60分で7150〜8250円。店名は「より良く年を重ねてほしい」という思いを込めた、GoodとAgeを組み合わせた造語である。
「Goodage(グッデージ)」
住所:東京都港区南青山3-2-15
電話番号:03-5860-6559
営業:9:00〜22:30(土・日曜、祝日は18:00まで) 無休
www.goodage-tokyo.com
Instagram:@goodage_tokyo

MACHIO、柏田テツヲ、山本雄生、川田有二=写真 加瀬友重、大関祐詞=編集・文 押条良太、小山内 隆、髙村将司=文


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