ファッションに対して常に新鮮な視点や気持ちを保つために、頻繁にワードローブの入れ替えを行っているという内田斉さん。
今年に入ってからは、ゴールドのアクセサリーにどっぷりハマっているそうだ。
「昔からゴールドがすごく好きで、ここ最近、その熱が再燃しています。特注でブレスレットやキーホルダーを作ったり、少し前にテンダーロインのホースシューリングを買い足したばかりなんです」。
そんなアクセサリーとのバランスを考慮したうえで内田さんが選んだのは、ゴールドのPVD加工を施した「ハミルトン PSR」。
「新調したゴールドのジュエリーと合わせるために買いました。昔から好きな時計で、1990年代に流行った頃はオリジナルのSSモデルを持ってました。
ただ、当時のものを現役で使うとなると、機能やメンテナンスの面など、難しい話がいろいろと出てきます。その点、復刻モデルは、実用的な仕様になっていて、だいぶ使いやすくなっていますね」。
内田さんはこのほかに、’40年代頃の小ぶりなミリタリーウォッチや誕生日に奥さまからプレゼントされた「ハミルトン ベンチュラ」を日頃から愛用している。
「時計はその日の服装に合わせるようにしていて、直感的に微妙だと思う場合は時計自体を外すことも。
あと、年齢的に金無垢の時計が欲しいと思っていて、買うならスーツにも合わせらせる薄型ドレスウォッチがいいですね。まだ決定ではありませんが、パテック フィリップの『カラトラバ』が気になっています」。
鳥居健次郎=写真 戸叶庸之=取材・文