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2021.12.10

時計

オーデマ ピゲ、カルティエ、オメガ。名門謹製の“出色”ダイヤル時計3選

数年前のブルーダイヤルの大流行から、今は爆発的なグリーンダイヤルブームの真っ只中。
© Cartier(右)
そんな昨今のカラーダイヤル人気のワケを裏打ちする、オーデマ ピゲ、カルティエ、オメガ、3つの名門イチ押しモデルを紹介しよう。
 

ブルーダイヤルの開拓者による新定番

今では完全に定着化した人気のブルーダイヤル。高級時計の世界で見るようになったのはおよそ1970年代頃からであり、1972年に発表されたオーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」のファーストモデルはその代表例のひとつだ。
ブルーダイヤル誕生のほか、ロイヤル オークの価値を言いたい放題した記事もチェック!
稀代のウォッチデザイナー、ジェラルド・ジェンタが当時ではありえなかったステンレススチール製の高級スポーツウォッチのために選んだダイヤルカラーは、ホワイトでもなく、ブラックでもなく、深みのあるブルーであった。
この選択が正しかったことは歴史が証明している。
「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック」18Kホワイトゴールドケース、41mm径、自動巻き。357万5000円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000)
そして、2019年に発表された26年ぶりの新コレクション「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」でも、ロイヤル オークから受け継がれたブルーダイヤルの伝統が息づいている。
「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ」18Kホワイトゴールドケース、41mm径、自動巻き。561万円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000)
ここで選んだのは、18Kホワイトゴールドケースとサンバースト模様のスモークブルーラッカーダイヤルを組み合わせた最新作の3針とクロノグラフだ。
新しくテキスタイル調のブラックラバーのストラップを採用するなど、カジュアルなファッションにも合うデザインに仕上げた外装には、オーデマ ピゲらしい革新性が感じられる。


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