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【写真26点】「ポルシェ 911」の詳細写真をチェック

42歳で免許取得、キャンプを始めたのは1年前

964でキャンプへ行っている。

そう聞くと手練れのポルシェ乗りか、はたまたキャンプの達人かと思うかもしれないが、津吉さんが車の免許を取ったのは約3年前。初めてキャンプへ行ったのはわずか1年前のこと。
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これほど状態のいい964は、今や貴重なのだが、本人は臆することなく、普段の通勤に使っている。キャンプに行く際は泥水も厭わず進んでいく。

彼にとって964はあくまで、毎日身につけるワードローブなのだ。

964との初キャンプ。ルーフボックスではなく、ゼロハリバートンのスーツケースにキャンプ道具を収めてルーフに載せているのが津吉さんらしい。


もしかしたら免許は約30年前に取れていたかも知れない。オーストラリアに住んでいた10代の頃、仮免許を取ったという。

「日本とは違い、免許センターみたいなところへ行って、15分程度筆記試験を受けると仮免許がもらえました。あとは免許取得から1年以上経っている人を隣に乗せれば、半年間は街中を乗れましたよ」。

免許を取得してまず手に入れた991。主に長距離を移動するときに乗っている。「週末の趣味ではなく、毎日乗る車が欲しかった」という。


仮免許で街を走っているうちに車を運転することに満足してしまい、本免許を取り損ねたという。ここまでにかかった費用は1万円ほどだし「まあ、日本で取り直せばいいや」と思って帰国してから日本の教習所に足を運んでみたら、約20万円もかかると知った。「日本では車がなくても十分生活できたし、まあいいかと」。

しかし40歳を過ぎ、ちょうど時間に余裕ができたこともあって「このまま歳を重ねるのもどうなんだろう」とようやく免許を取ったのが約3年前というわけだ。ただ、当初は車を買うつもりはなかった。

991の次に購入したのが964。通勤やキャンプにしっかり使うため、購入時7万2000kmだった走行距離は、約2年半で9万kmにまで達している。


ところが教習所で久しぶりに車を運転してみると、案外楽しい。何の変哲もない、今では車種すら覚えていない教習車を運転しただけなのに、津吉さんの運転したい気持ちに火がついた。



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