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2021.11.08

からだ

“3分ツボ押し”で眠りを深く。時間ではなく質を求める「濃縮睡眠」術

「超効率的『濃縮睡眠』術」とは……
前回は、入眠から2時間以内に深く眠る「濃縮睡眠」の大切さについて、考案者で睡眠セラピストの松本美栄さんにレクチャーしてもらった。
今回は、「濃縮睡眠」しやすくするための簡単“3分ツボ押し”を紹介する。

「濃縮睡眠」とは、“入眠後30分以内に深い眠りに入り、その状態を一定時間(個人差はあるが60〜120分程)持続させる”のがポイントで、睡眠の質を向上させて睡眠時間を最適化していく睡眠法だ。
目・耳・頭のツボ押しで、入眠しやすいよう脳の緊張をほぐし、短時間でも深く眠るのに不可欠な副交感神経を優位にしていく。
松本美栄
睡眠セラピスト、睡眠デトックス・姿勢美矯正サロン「プロスパービューティー」オーナー、一般社団法人濃縮睡眠協会代表理事。「睡眠の変化から人生の豊かさをより感じられる人を増やす」ことを目標にサロンでの施術のほか、企業での講演やセミナーも行う。これまでに延べ5000人以上の睡眠に関する悩みを解決してきた。顧客にはビジネスパーソンも多い。
 

「目・耳・頭」の3分ツボ押しで“短くても深く”眠れるように!

──前回は、寝る前の“温めケア”を教えてもらいました。
首の後ろと目元を蒸しタオルで温めるだけで全身がゆるみ、呼吸が深くなり、リラックスするのを感じていただけたと思います。
──今回は“ツボ押し”ですが、面倒くさそう……と感じる人も多そうです。
忙しく働くオーシャンズ世代の方々の脳は自覚がなくても、想像以上に疲れているかもしれません。脳が疲れていると、新しいことにチャレンジする気持ちが湧かないものです。
ですが、“ツボ押し”することで短時間でも効率よく眠ることができれば、脳疲労が解消され、思考がクリアに。集中力が高まり、日中のパフォーマンスが劇的に良くなりますよ。
たった3分でいいので、ぜひ試してみてください。ゆっくりと優しくツボ押しすることを忘れずに!


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