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「クレソンボヤージュ エボライト」の快適な車内


車内に入ると、ゆったりとしたスペースには、ダイネットやベッド、キッチン、冷蔵庫、家庭用エアコンなどが装備。日本の各所を気ままにトラベルする旅模様がイメージできた。
これさえあればレンくんに移動の負担を強いることなく、みんなで旅行を楽しめる。

そう思い、さらなる快適化のためトイレとシャワーのかわりに大きなダブルベッドを備えた仕様を選び、屋根にソーラーパネルを備えた。しかも、エボライトは他車種と比べて高速充電タイプとなっており、走行中に十分な電力を蓄えることができる。ゆえに、エンジンを切ってもエアコンをつけたまま就寝できるのも魅力だった。
気になる総額は、オプション込みで約900万円。むむっ、となりつつ、「15年ローンあります!」という言葉に背中を押されて購入を決心した。

「15年ローンだと月額は5万円くらい。これまでレンを連れて旅行に出ると、宿泊代を含めて同額くらいは必要だったので、月に1〜2回出かければ元は取れると考えました。
それにペットと泊まれてアウトドアフィールドに近いホテルはあまりないし、質を求めると高くつき、こだわらないと匂いが残っていたりしました。そのあたりのストレスはキャンピングカーを手にすれば解消されますからね」というのは義人さんだ。

ダメなら手放せばいい。そう思い切れたのは、キャンピングカーには中古車市場があることが理由だ。
購入時には「6年乗って売りに出しても元は取れる」という言葉をもらった。それに鈴木夫妻が購入したモデルは最近6カ月待ちという人気ぶり。車両数は多くなく、それほど値崩れしないだろうという思いもあった。


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