「本当に使えるアウトドアスパイスは?」とは……ぶっちゃけ、キャンプ飯がマンネリしてません?
作り慣れているからといつもお馴染みのメニューになって……と、心当たりのある人たちへ捧ぐ。
今回は、キャンプ飯のド定番「肉料理」「カレー」「チャーハン」「サラダ」が、ビックリするほど旨くなるアウトドアスパイスを、“キャンプ飯”ツウ4名に教えてもらった!
①“肉料理”を格上げする……
「フィスタ アウトサイドハーブスパイス」
30代半ばながら、キャンプ歴は30年以上という三枝さんが惚れ込んだのがこちら。
キャンプ場のプロデュースなどを手掛けてきたアウトドアのパイオニア、田中ケン氏と、ギャバンがコラボして誕生したアウトドア用スパイスだ。
「肉料理のベストスパイスは断然コレ! キャンプの醍醐味といえば塊肉だと思うのですが、このスパイスは
ニンニクと胡椒が大胆な粗挽きで、肉の旨味にも負けないんです」。
「各スパイスの食感を楽しめるのもポイント。肉にガンガン振りかけたり、カットした肉にチョイ付けしてもいいし、
ビールとの相性も最高です。
塩と醤油もブレンドされているので、肉に下味を付けるのにも便利。荷物を増やしたくないソロキャンにもぴったりな
コンパクトサイズもニクいですね」。
| 推薦人・三枝 量さん 広告や店舗内装のデザインを担う傍ら、ドーナツが人気のコーヒースタンド「プリティグッド」も運営。シンクや冷蔵庫も備える愛車ヴァナゴンでの車中泊が最近のキャンプスタイル。 |
②“カレー”を格上げする……
「ユウキ食品 五香粉」
「
キャンプカレーを劇的に進化させるスパイスです!」と、元フードスタイリストの今泉さんが信頼を寄せるのが、ユウキ食品の「五香粉(ウーシャンフェン)」だ。
中華料理のオリエンタルな香りをひと振りで実現できるという。
「『五香粉』に含まれるシナモンやクローブはスパイスカレーにもよく使われていて、基本的にカレーとは相性が良いんです。
八角や花椒は必ずしもカレーに入れるスパイスではないのですが、『五香粉』をいつものカレーに加えるだけで、
中華風のカレーに仕上がります。これが独特な風味で本当に旨い!」。
「市販のカレールーを使って普通に作ったカレーでも、
仕上げに『五香粉』をかけるだけで味に深みが出ます。具材は少し工夫して、肉はスペアリブや手羽元にすると、よりスパイスカレー感が出ますよ」。
| 推薦人・今泉尋之さん 自ら山奥で採取した山葡萄のつるでかごや財布を作るORIORIの作家。友達家族とのグルキャンでは必ず料理担当を任される元フードスタイリスト。 |
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