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魔法のスパイス「マキシマム」。ひと振りで料理は美味しくなるのか!?

――続いては宮崎の食肉店が開発した、ひと振りで味がキマるという「マキシマム」です。

「マキシマム」540円(140g)/中村食肉 www.niku-nakamura.co.jp/
伊藤 これはコンソメ的な旨味じゃなくて、出汁のような香りがする。食べてみると……かつお出汁に野菜、ニンニク、胡椒を感じます。
――なんか、和食っぽいですね。
伊藤 そうそう。同じ旨味でも、「ほりにし」とは違う、和の旨味。スパイス感はちょっと弱いかな。

判定! 伊藤シェフがジャッジした「マキシマム」の味は?

「和出汁とニンニクの風味が旨味を立体化」

伊藤 洋風の味付けのスパイスが多いなか、和のテイストというのが面白い。しかもガツンとニンニクを効かせていて、味に深みを出しています。旨味は強いけれど、食材の味を活かすことができるので、和食を作ってみてほしい。
――キャンプで和食って、新鮮ですね!
伊藤 煮物もできるけど、アウトドアなら炒め物で。鶏肉ときゅうりを使ってみましょう。

「鶏肉ときゅうりの炒め物」(2人分)の作り方
【材料】
マキシマム 小さじ1/2
鶏肉(こま切れ) 200g
きゅうり 1/2本
長ネギ 1/4本
かいわれ大根 適量
日本酒 大さじ1
サラダ油 大さじ1/2
【作り方】
 鶏肉に日本酒を混ぜ込んでおく。
 鍋にサラダ油を入れて熱し、乱切りにしたきゅうり、縦切りした長ネギ、鶏肉の順に入れて、それぞれ焦げ目をつける。
 「マキシマム」を入れて和え、皿に盛ったら、お好みでかいわれ大根を飾る。追い「マキシマム」もおすすめ
――これもすごく簡単ですね! スパイス単独ではニンニク感が強かったけど、料理に使って味わうと、イイ塩梅になりますね。
伊藤 ポイントはやはり、食材に焦げ目がつくぐらいまで炒めること。白米に乗せて丼にしてもいいし、おつまみにもおすすめですよ。


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