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看板娘、登場

「お待たせしました〜」。
こちらは、富山市出身の汐音さん(18歳)。都内の大学に合格し、今年4月に上京した。
さて、お次はフードだ。
なるほど、ベトナム系の飲食店か。
美味しそうなメニューが並んでいるが、注文したのは店名と同じ「感動ボブン」(990円)。約8割のお客さんがオーダーする看板メニューだ。
グラスも「感動ボブン」仕様。
ここで、「感動ボブン」の正体が判明する。
汐音さんいわく、「ボブン」とは米麺にナンプラーやスイートチリを使ったソースを絡め、フレッシュな野菜、ベトナム揚げ春巻き、甘辛く味付けした牛肉をトッピングした料理。フランス生まれのアジアンヌードルだった。
感動的に美味しいボブンなので「感動ボブン」。
「もともとはベトナム名物麺に『ブンボ』というのがあって、それがフランスに渡ってなぜか『ボブン』になったようです」。
たっぷりの具材の下には、きしめんのような平たい麺とソースが隠れている。
しかし、きしめんと違ってかなりコシがあった。


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