アメトラとアメカジ。当然、違うスタイルだけど、両方好き。
なんなら「今日はトラッドめで」とか「今日は古着の501でゴリっと」と、気分で両方楽しんでみたり。そんな人は、この一着にビビッとくるはずだ。
アメトラの名門・ブルックス ブラザーズがアイ コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マンとコラボした新作である。
昨年に続く共業となる今回は、紺ブレにミリタリージャケットをドッキング。いずれも絶妙な塩梅に仕上がっている。
ベースの紺ブレは、ブルックス ブラザーズの中でも、アイコン的存在として知られる「マディソン フィット 3ボタン サック モデル」。
身幅や腕回りにゆとりを持たせたシルエットが特徴で、ブランドが日本上陸を果たした1979年当時から、ほとんど形を変えていない。
そんな伝統的な一着に、ミリタリーアウターの定番である「L-2B」をカスタマイズ。ブレザーとフライトジャケットの“いいところ”を見事に融合させた。
フェイクレイヤードに見えるフロントに対し背面は、L-2Bの割合を減らして紺ブレをメインに。前後の印象が大きく変わるのも着こなしを楽しむうえでのポイントだ。
続いては、アウター代わりとして昨今人気のライナーとのコンビネーション。
デザインのベースは、1950年代に使われていた米軍のトレンチコートに付いていたウールライナー。それをキルティングに変えて組み合わせている。
キルティングならではのトラッドな雰囲気が、紺ブレとのいい繋ぎ役になっている。
これらのジャケットは、全国の「アイ コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン」と、オープン1周年を迎えた「ブルックス ブラザーズ 表参道」で発売中だ。
さまざまなファッションに触れてきて、「アメトラもアメカジも好き」と言える大人。はたまた、「ファッションに従来のカテゴリなんてかんけーないし」と言える若者。“アメ・トラ・カジ”なジャケットは、両者に刺さるはず。そして、みんなのワードローブの一軍を長きにわたってキープすることも、間違いないはずだ。
[問い合わせ]ブルックス ブラザーズ ジャパン0120-02-1818