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2021.08.17

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雪駄ではなく「雲駄」。人気の秘密は、スニーカー並みの履き心地

夏といえばサンダル。粋な大人であれば雪駄を選ぶのもあり。
でも、雪駄は渋すぎる、というのであれば「雲駄(unda)」はどうか。
[左上]1万9250円、[中上・右上]各1万8700円、[下]各1万8150円/すべてごゑもん www.goyemon.tokyo
手掛けているのは「ごゑもん」というプロダクトデザインユニット。
高校時代からの友人同士で、「自分たちが履きたい雪駄を作りたい」「日本の伝統製品を普及させたい」という想いからクラウドファンディングを開始。「雲駄(unda)」を生みだした。
誕生から2年、今やスノーピークやデンハムなど大物ブランドとのコラボも実施しているが、定番モデルも発売開始から数分で完売するほどの人気っぷりである。
サイズはS(22〜25cm)、M(24〜27cm)、L(26〜29cm)の展開。
その人気の秘密はまず、スニーカー並みの履き心地の良さにある。
ご覧の通り、ソールにはエアを搭載し、足の設置面には低反発クッションを忍ばせることで、ブランドコンセプトの“雲のような”履き心地を実現。

さらに定番モデルは今年、軽量化に成功。“unda2.0”としていっそう快適な履き心地を提供してくれる。
夏はビーサンがトレードマークだったサーファーのひとりは、「フワッとした着地が本当に雲の上を歩いてみたい。しかも、履き続けても鼻緒部分が痛くならないんですよね」と話す。

続いて注目はデザイン。真上から見るといわゆる雪駄だが、鼻緒にはスエード調の素材を使い、踵にブランドタグをつけるなど、モダンなアクセントが効いている。
こういった工夫が「雪駄は渋すぎる」という先の声の解消となっているのだ。

最近は「キャンプでも履きたい!」という声も多いらしく、ナイロン素材の撥水加工モデルも登場。こちらはカーキのような「キナリ」とオフホワイトの「シロ」という2色展開となっている。
ナイロン素材のアッパーには撥水加工が施されている。
そんな「雲駄(unda)」を展開するごゑもんの直営店が先日、東京・蔵前にオープンした。「本当に“雲”な履き心地なの?」「自分の足にフィットする?」という人は、ぜひこちらもチェックを。

ということで、“スニーカー+雪駄=雲駄”を、適度な渋さを身に付けたいけど、足腰も労わりたいオーシャンズ世代の夏に、強く勧めたい次第。
 
[問い合わせ]
ごゑもん
www.goyemon.tokyo


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