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さて、気になる「タイニーハウスホステル」を見せてください。
おお、棟と棟の間には共用のテラスがあった。
そして、中は予想以上に広い。
定員は4名。
海外でよく見られるタイニーハウスで移動しながら生活する人々の暮らしを体感できるというものだ。
「宿泊料金は1棟貸切りが8500円〜。シャワー、トイレ付きで、各種アメニティも揃っています。秋にはリニューアルを検討中なので、ぜひ一度お越しください」。
家族で、友人同士で、さまざまな人々が利用する。横浜観光の際に面白いから泊まってみたいというケースが多いそうだ。
本来はこの器具で車とつないで牽引する。
なお、大岡川はSUP(スタンドアップパドルボード)も盛んだ。そのため、水上アクティビティステーションも併設されている。
更衣室、コインシャワー、ロッカー、トイレが完備。
利用料金は1回200円だ(別途、シャワーは300円/10分)。
気持ちよさそう。
さらに、日ノ出町の街自体も変化しつつある。
「農家さんからお野菜を集めたり、地球にやさしい雑貨類などを揃えたり、様々なマルシェの開催が増えていますね。私たちも今年の6月に3社合同で『日ノ出町オーガニックマーケット』を開きました。平日の新たな賑わいが生まれています」。
会場はこのカフェ。
ちなみに、頭上では京急電車が走る音がひっきりなしに聞こえる。それもまた、雰囲気のひとつだ。
すぐ隣のフードホールもコロナ禍が収まれば再び賑わいを見せるだろう。
なお、冒頭のカフェ内観写真に写っているお二人はヤドカリの関係者。和可さんの印象を聞いてみた。
「お客さんをお店に迎え入れる気持ちがすごい。彼女とコミュニケーションを取った人は、みんなファンになります」。
「笑ってるところしか見たことない。忙しいときもニコニコしてるから、会うと安心します」。
そんな和可さん、最後に読者へのメッセージをお願いします。
和可と書いて「わか」さんかと思ったら「かずか」さんでした。
【取材協力】
タイニーズ 横浜日ノ出町
住所:神奈川県横浜市中区日ノ出町2丁目166先
電話:045-334-8309
https://tinys.life/yokohama/
「看板娘という名の愉悦」Vol.161
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
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石原たきび=取材・文

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