「WHR」というブランドをご存知だろうか?
正式な名は「ウエスタン ハイドロダイナミック リサーチ」。聞き覚えがないという人も、このキャップは見たことがあるかもしれない。
現代アーティストのトム・サックスをはじめ、オーシャンズでお馴染みの種市 暁さんや小木“Poggy”基史さんも、WHRのキャップを被った姿がパパラッチされているから。
あっ、ちょうど種さんのインスタにも。
アートやファッション業界から熱視線を集めるWHRだが、ブランドを立ち上げたのは元プロサーファーのパット・タワジーという人物だ。
海を通して出会った仲間たちとのプロジェクトから、徐々にブランドへと展開。“Ocean”という大きなテーマのもと、モノづくりを続けている。
彼のサーフ仲間のひとりがトム・サックス。ある日パット・タワジーが自作のキャップを被っていたところ、トム・サックスから「欲しい」といわれたことがブランド創設のきっかけになったという。
そんな経緯から昨秋に伊勢丹新宿店で開催されたトム・サックスの展覧会で、日本で初めてWHRのアイテムを販売。今年6月には
「ピルグリム サーフ+サプライ」で初のポップアップショップをオープンした。
続いて「エイチ ビューティアンドユース」「ジャーナルスタンダード」でもポップアップショップを開催するが、いずれも期間終了を待たずほぼ欠品するほど人気だった。そして待望の公式ECサイトが誕生するも既に現在、品薄状態になっている。
「じゃあ、一体どこで手に入るんだ……」と嘆く声が聞こえてきそうだが、ご安心を。
今月から「タトラス コンセプト ストア青山店」で、WHRの販売がスタート。しかもこちらは通年展開で、店舗には既にアイテムが並び始めている。
ブランドアイコンのキャップをはじめ、Tシャツやパーカなどラインナップは続々と増える予定というから、楽しみだ。
そして7月25日(日)までは、同店でWHRのワークショップも開催中。
購入したアイテムや私物に、WHRのキャップの特徴であるハトメ&バンジーコードを取り付けてもらうことができる。アイデア次第では面白いアイテムが出来上がりそうだ。
これだけ注目度の高いブランドとなれば、もちろん売り切れる可能性も捨てきれない。だがアイテムは順次入荷すると分かっていれば、ちょくちょく覗きにいく価値はある。
完売続きのWHRと感動の対面を果たすなら、「タトラス コンセプト ストア青山店」に行くのがいちばんの近道といえそうだ。
[イベント詳細]「WHR ワークショップ」期間:7月22日(木)~7月25日(日)会場:タトラス コンセプト ストア青山店住所:東京都港区南青山6-5-39営業:11:00~20:00 無休[問い合わせ]タトラスインターナショナル
03-6451-0924
www.whr.jpONE-HALF=文