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看板娘、登場

「お待たせしました〜」。
ラム酒のペットボトルを手にご登場いただいたのは、都内の大学に通う杏里さん(22歳)。おっと、このご時世なんでノンアルでやらせてもらってるんですよ。
「いえ、これはかき氷にちょっとだけ垂らすものでして。オトナの味わいになりますよ」。
素晴らしいではないか。
“映える”かき氷の出来上がり。
ちなみに、上の写真は杏里さんが撮ってくれた。撮影していると「私のiPhoneでも撮りましょうか」と言ってくれたのだ。ずいぶん長く続けている連載だが、この展開は初めてだ。
写真は今どきの女子の方が上手かったりする。
かき氷の脇には先ほどのラム酒。
上からかけます。
一方、スティック型の生チョコにもブランデーとラム酒が練り込まれている。これをアツアツのホットミルクに溶かしながら食べるという斬新なスタイルだ。
クッキーと生クリーム付き。
これらがやたらと美味しかった。聞けば、「クーベルチュール」という国際規格を満たした製菓用のチョコレートを使用しているとのこと。カカオ分が多いため、カカオ本来の味を楽しむことができるそうだ。
「カカオ」という言葉はよく耳にするが、サイズはコーヒー豆ぐらいのイメージだった。しかし、実物を見て驚いた。
こんなに大きいんや。
さて、杏里さんは北区で生まれ育った。このお店でアルバイトを始めたのは今年の1月から。
「たまたま求人を見つけて、『わあ、チョコの有名なお店だ!』って。朝起きてすぐにベッドの上で食べるぐらいのチョコ好きなので、早速応募しました」。
こちらがモーニングルーティンのお気に入りチョコ。
オーナーの翔子さんは言う。
「しっかりしてそうに見えて、ドジなところがかわいい子です。こないだも、『すみません、ジーパンのチャック開いてました』と報告してくれました。言わなきゃわかんないのに(笑)」。
前職は看護師という翔子さん。
スマホに入っている写真も見せてもらったところ、やはりチョコの写真が多い。なかでも、ニュージーランドで食べたというイカ型チョコアイスが面白かった。
「Giapo」というアイス専門店のメニューで、40cm超えの名物メニュー。


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