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長谷川さんを虜にしてきた“v”の精鋭たち

長谷川さんと金子さんが手を伸ばしているのが「990 v3」。その右隣が「993」。
金子 その隣が「990 v3」になりますね。
長谷川 「990 v3」にも残っているんですよね。「991」のトウデザインの名残があるんですよ。
金子 暴走族の何でしたっけ?
長谷川 ファイヤーパターンね。いや、もういいんだよ、それは。スベったんだから。
金子 「990 v3」から、 “N”ロゴも疾走感のあるデザインになっていきます。各時代の最新テクノロジーが落とし込まれるのが「990」の特徴になっていきます。

「990 v3」を興奮気味で手に取る長谷川さん。
長谷川 うーん、やっぱり僕の一番は「990 v3」かな〜。このタンが大好きで、僕のなかでは一番印象深い「990」のイメージなんです。「990 v4」からタンも変わったから、「はぁ、ふたまた残らないんだ」ってなりましたもん。
金子 履き心地はそのときどきでアップデートされておりますので。「990 v3」から「990 v4」の間では、より軽量化も進んでいます。「990 v5」はもっと軽いと思います。
こちらは「990 v4」。
これは「990 v5」。
長谷川 確かに軽い!
金子 「990 v5」の大きな特徴は、履き口にプラスチックが投入されていることです。“TPUパーツ”が付いているんですね。
長谷川 これですよね。

金子 はい。足のホールド感をより高めつつ、デザイン的なアクセントにもなっています。細かい部分でいうと後ろにギリシャ数字の5を意味する“V”が刻まれています。

長谷川 ちなみに、世界的にもっとも人気のある「990」番台ってどれになるんですかね?

金子 調査したわけではないですが、やはり「990」がv1からv5まで出ていることもあり、「990」番台のなかでは人気があると思いますね。
長谷川 売れているから、どんどん新しいものが作られていくわけですもんね。
金子 国内でもやはり「990」、もしくは「996」でしょうか。メイド・イン・U.S.A.に加え、「CM996」というより手の出しやすい価格帯の「996」もございますので、そういった部分も踏まえると、やはり国内では「996」が人気なのかなと思います。
 

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長谷川 ちなみに、メイド・イン・ジャパンの「990」シリーズってあったりするんですか?
金子 メイド・イン・ジャパンはやっていないですね〜……。
長谷川 ぜひ、やりましょうよ! 「990」シリーズを好きな日本人は多いですし。
金子 ニューバランスのなかでも大切な品番になるので、会長の許可がないと難しいんですよね。
長谷川 僕が直談判に行きますけどね(笑)。

金子 ぜひ! おつなぎします。
長谷川 いやいや、あなたも来なさいよ(笑)。なに「その場に私はいません」スタンス。一緒に行かないと。それにしても「990 v3」、やっぱ欲しいっすわ〜。
金子 そんな長谷川さんに朗報なんですけど、来年、「990」が40周年を迎えるにあたって、今、「990」の“バージョンシリーズ”がローンチとなります。

長谷川 何ですか、それは!
金子 過去の「990 v1」から「990 v4」までのモデルが再び発売されます。
長谷川 マジですか!? また嫁さんに睨まれるな~……。でもマジでうれしい。「990 v3」が欲しかったんですよね。でも、目にしたら全部欲しくなっちゃうんだろうな~。
金子 念願の「990 v3」の履き心地を味わっていただけたらと思います。ちなみに、「990 v3」のトウデザインはどんな感じなんでしたっけ?
長谷川 だからそれはこう……。

長谷川 いや、何回やらせんだよ! もうめちゃめちゃいじり倒してくるじゃん!
[未公開シーン含む動画はコチラ!]

ニューバランスのなかでもひときわ高い人気を誇る「990」シリーズ。そのフルコレクションを目の当たりにし、朗報もゲットした長谷川さんの表情のなんと幸せそうなこと。
その気持ち、分かる人はきっと多いんじゃない?
「シソンヌ長谷川と行く、ニューバランス ジャパンツアー」とは……
ニューバランス好きで知られるシソンヌ・長谷川さんがニューバランス ジャパン社を訪問。社内見学、圧巻の「990」シリーズの全アーカイブなど、内容盛りだくさんでお届け。
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佐藤ゆたか=写真・動画 菊地 亮=取材・文 ニューバランス ジャパン=取材協力


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