難しそうと思いきや、意外と……
タイダイ柄といえば、特徴的な渦巻きのような模様を思い浮かべる人も多いだろう。このキットでもアレが作れるという。
Tシャツの中心を指でつまみ、ぐるぐると時計回りにヒダを寄せながら巻いていく。例えるならドアノブを回すような感じで手首の力を効かせると、上手く巻ける。
パッと見は難しそうだが、実際にやってみるとこれが案外簡単。大雑把に巻いても形になるので、不器用な人も安心してトライしてみてほしい。
そして最後まで巻き終えたら、型崩れしないように輪ゴムで縛って固定する。3色の染料で染める場合は6等分になるように縛ろう。
これが出来たら、いよいよ染料で染めていこう。
染料をかけると、白いTシャツがみるみるうち染まっていく。ちょっとやりすぎかと思うくらい、たっぷりかけてしまってOKだ。縛った輪ゴムの対角線上に同じ色を乗せていき……
表面が終わったら同じように裏面にも染料をかけ、満遍なく色付けしたらひととおりの作業は完了。
そのまま20分おいてしっかり染料が染み込んだところで、台所用の中性洗剤を溶かした水でジャブジャブと洗ってすすぐ。
仕上げに色止め剤を溶かした水にTシャツを20分つけ、乾くまで陰干しすれば……ついに完成だ!
初めてのタイダイ染めは想像以上に完成度が高かった
オレンジ、グレー、紫の3色で彩られたタイダイ。象徴的な渦巻き模様もしっかりTシャツの中央で主張している。手前味噌だけど、なかなかの出来といっていいんじゃないか?
染料はTシャツ2枚分くらいの分量があるので、余った分で付属のバッグを染めてもいいし、子供用のTシャツを用意して親子でタイダイ染めを楽しむのもいい。
ちなみにキットは2種類を用意。今回作ったオレンジ、グレー、紫のダークな配色と、ピンク、黄色、青のバージョンがあるので、お好みでチョイスを。
染料を薄めたり混ぜたりすれば、3色以外のオリジナルカラーが作れるので、理科の実験感覚で色々混ぜてどんな色になるか試すのも楽しそうだ。
特別な材料を用意する必要もないし、初心者でも完成度が高いものができるタイダイ染めキット。ステイホームだけでなく、キャンプやBBQなどの夏の外遊びのときにわいわい作っても盛り上がること請け合いだ。いちど作ったら、結構ハマってしまうに違いない。
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