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■日産 タイタン

タイタンのPRO-4Xモデル。
トヨタはタンドラでアメリカのピックアップトラック市場で確固たる地位を築いたが、日産はクラス最大級のパワーを誇るモデルを投入して北米市場開拓を目指した。
2015年11月に発売されたフルサイズピックアップトラックが2代目タイタンだ。その2021年モデルが搭載する5.6L V8エンジンは最高出力400hp、最大トルク413lb-ft(約560N・m)を発揮。ライバルのタンドラよりもスペックは上だ。これに9ATが組み合わされる。

厚みを持たせた迫力あるエクステリアは、メッキで高級感を演出した標準モデルのほか、ブラックグリルとレッドで書かれる日産のエンブレムがクールなPRO-4Xが用意される。
ギラギラした顔つきよりもPRO-4Xの少しマッドなイメージのほうが、アウトドア好きにはウケそうだ。

インテリアにはロングドライブでも疲れにくいと評判のゼログラビティシートを採用。オーディオはフェンダー製のサウンドシステムが搭載される。このあたりの細やかなこだわりも、日本人にグッと来るのだ。
 

■日産 フロンティア(ナバラ)


日産のミドルサイズピックアップトラックであるフロンティア。アジア・オセアニア地域などではナバラという名前で販売されている。
フロンティアは主に北米市場に向けたモデルで、ルーツは日本でも人気が高かったダットサントラック。その歴史は80年以上におよぶ。
フロンティアは2020年12月に最新モデルへとフルモデルチェンジ。2台前を走るクルマを検知して前方に潜む危険に対して注意を促すインテリジェントFCW(日本ではスカイラインに搭載)をはじめ、最新のインテリジェントモビリティ技術が搭載されている。

スタイルは2014年に登場した先代のシャープなイメージを継承。
キリッとしたフロントライトと迫力あるフロントグリルで、大自然だけでなく都市部にもマッチするデザインに仕上げられているのが特徴だ。

本モデルからタイタンにも設定されるPRO-4Xを用意。ブラックグリルと赤い日産エンブレム、オレンジをアクセントにしたフロントバンパーでアクティブな雰囲気に仕上げられた本モデル。
ハイラックスの独占市場となっている日本に投入されたら、多くの支持を得るに違いない。


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