【検証】履き心地同様、その防水性は本物か!?
今回は大雨が降る中、1.5kmの距離を実際に歩いて検証した。自宅から駅、駅から会社など、長く歩いたとしても大体1.5km程度で収まるだろうと考え、この距離を設定してみた。
やはり、というべきか、改めてその履き心地の良さにウットリ。
足裏全体に入れたテクノロジー「ABZORB」が踏み込んだ足を受け止め、衝撃をしっかり吸収。その柔軟性もさることながら、ボトム素材に採用した硬質な「ACTEVA」も安定感抜群で、それらが最高のフィット感へと繋がっているようだ。
雨脚が徐々に強度を増すなか、開始からまもなくアッパーへ大きな雨粒が付着する。
一般的な非防水スニーカーでも、まだ浸水による不快さは感じないタイミングではあるが、不安と期待を行き来する時間が続く。
開始から5分。シューズ全体に水滴がつき、あちこちが「もう染みこんでいるのでは……」と不安になる色味に変化。「ああ、これはヤバいかも」と感じ、ニューバランスを始めとする関係者の顔が脳裏に浮かぶ。
開始10分以降、その度合いは増していくばかり。
特にリップストップナイロンのような格子状の生地の部分は、水滴が表面に表れない分、より不安になってくる。
「どんどん染み込んでいるんじゃないのコレ、もう終わったな」と半ばあきらめたところで約20分が経過し、1.5kmのウォーキングも終了。
さて、あとはせめて被害が少しでも多くないことを祈るばかりだ。
3/4