ガレージは男の憧れ。車やバイクをいじったり、DIYや音楽を楽しんだり……そんな秘密基地が、“家の中心”にあったらどうなるだろう?
倉庫を彷彿させるシンプルな家の真ん中で、存在感を放つガレージ。カー用品販売大手のオートバックスが手掛けるブランド「ゴードン ミラー」と、住宅メディア「ドライブ」がタッグを組んで、新たに開発した規格住宅である。
販売開始はもう少し先だが、気になる家の中をいち早く覗いてみると……ガレージは約28㎡と広々。車1台駐車しても、まだまだスペースに余裕がありそう。テーブルやチェアを置けばくつろぎ空間に早変わりだ。
ガレージの両サイドは居住スペースとなる。サッシを開け放つと、こんな風にガレージと一体感のあるリビング空間が完成する。
これだけ開放的になると、“男の秘密基地”といったガレージのイメージも、家族のコミュニケーションを生む空間へと進化する。
みんなでワイワイとアウトドア気分で食事をしてもいいし、音楽を流してリラックスしてもいい。もちろん、ときにはひとりでお酒を飲んだり、車やバイクいじりに没頭するのも楽しそうだ。
「うちは土地が狭いから、ガレージのある家は夢のまた夢」なんて思っている人もご安心を。狭小地に適したコンパクトタイプのガレージハウスも用意されている。
1階にガレージを配置したこちらは、中2階や大きな吹き抜けを設けることで居住空間とつながりをもたせ、ガレージが孤立しないように配慮。
これなら限られた土地でも憧れのガレージライフが実現できそうだ。
この住宅は2021年秋頃に販売開始予定。ガレージライフを思いっきり楽しめるこんな家があったら……毎日家に帰るのが楽しみで仕方なくなるはず。想像するだけでワクワクしてくるよね。
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齋藤久美子=文