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2021.05.31

史上最高のスカイラインと進化したe-POWER。日産のやっちゃってる最新事情

永ちゃんやキムタクに、そして世界中のファンから「やっちゃえ」とけしかけられ続ける日産。
本当に日々新しいことを“やっちゃって”るんだけど、もしかしたら乗る側である我々が、そんな日産の最新情報のアップデートを忘れてない?
エンジン車と電動車が混在する歴史上初めての転換期である今、どんな車を“楽しんじゃう”べきか?
これに対する日産の最新回答を、キャッチアップしていこう。
 

■e-POWERがさらに進化してる!

日産「ノート」。3代目からガソリン車がなくなり、e-POWER搭載車のみとなった
力強い加速感を味わえるのが、電気自動車の魅力のひとつ。けれど充電の問題や、航続可能距離などで「まだちょっと」とためらう人も多いだろう。
そんな人に向けた日産の回答が「e-POWER」だ。ご存知の方も多いだろうが、これはガソリンエンジンを発電機として使い、電気モーターで走る仕組み。電気自動車のリーフを10年以上作り続けている日産ならではの技術だ。
そのe-POWER専用車として昨年登場した3代目ノートは、実はe-POWERをさらに進化させている。
例えば以前はアクセルのオンオフに応じて、加減速の反応がリニアだったけれど、ガソリン車から乗り換える人にとっては、これに慣れなきゃいけなかった。
そこで3代目ノートでは、加速感はリニアで力強いまま、減速のみガソリン車のように穏やかにしたのだ。これならガソリン車から乗り換えても違和感なく、醍醐味である力強い加速感のみ味わえる。
加速時はアクセルに対してリニアに、減速時はガソリン車のように穏やかに。しかも減速時のリニア感は慣れてくれば好みに合わせて変更できる。
またエンジンが発電機として働く際、静かな電気モーターとのギャップもあり、うるさく感じられることもあった。
しかし3代目では加速時や高速度域など騒音が増えるタイミングで発電するため、街中や発進時におけるエンジン音の煩わしさが大きく低減し、より快適な車内環境を作っている。
さらにリアモーターを備える4WDモデルは、従来は雪道など滑りやすい路面での発進時をサポートするものだったが、3代目では160km/hまで作動するようになり、雪道だけでなく、4輪で安定したスポーツ走行までこなせるようになっている。
こちらはバッテリーの電気のみで走る電気自動車「アリア」。間もなくデビューする。
こうした新e-POWERは次期エクストレイルにも搭載されるという噂もあるから期待大だ。
日産の新e-POWER。この唯一無二のドライブフィーリングを、ぜひ一度体験してほしい。


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