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【レクサス】一昨年の衝撃が現実的に

ドアが鷹の翼のように上に開くファルコンウイングを備えていた東京モーターショーのときと比べ、コンベンショナルな4ドアになるなど、より現実味のあるスタイルで登場した。

レクサス LF-Z Electrified

2019年の東京モーターショーで初披露されたレクサスのEVコンセプトカー「LF-30 Electrified」。
2021年3月30日にはその進化版である「LF-Z Electrified」が専用サイトで世界同時に初披露されたが、4月19日から開催された上海モーターショーではついに実車も展示された。

4輪を制御する「DIRECT4」システムは、走行シーンに応じてFF/FR/4WDと駆動方式を自在に変更できるとしている。
ドアの施解錠はスマートフォンで行い、そのデジタルキーを家族のスマートフォンで共有することも可能。またAIコンシェルジュが、乗員の好みや気分に合わせたドライブルートやレストランの予約などを提案してくれるという。

先ほどの「bZ4X」と比べるとまだコンセプトカーの域を出ないが、それでも2025年には全車種に電動車を設定することを目指しているレクサス。この車の技術が、そうした市販モデルで活かされる日はそう遠くなさそうだ。
 

【日産】待望の新型は間もなくデビュー!?

中国では2代目から販売されているエクストレイル。中国版の新型に搭載予定のVCターボとは、燃費とパワーを決める混合気の圧縮比を自在に操ることで、低燃費とハイパワーを両立させるという、日産が世界で初めて量産化に成功したエンジンだ。

日産 エクストレイル

日本では2013年の年末から販売が開始された現行型のエクストレイル。今年の12月で丸8年が経過しようとしているが、2020年には北米で新型「ローグ」(エクストレイルの北米バージョン)の販売が開始され、この上海モーターショーでも新型エクストレイルが展示された。
中国での新型の販売開始は2021年下期としている。
北米では2.5Lエンジンを搭載し、中国では同社の世界初の技術である、低燃費とハイパワーを両立させた「VCターボ」を搭載するという。

もちろん同社のプロパイロットシステムなど先進技術はさらに進化。またローグではドライバーの意図を読み取り、4輪を制御するなど「技術の日産」らしい機能も用意されているようだ。
日本仕様には、加えてe-POWER搭載モデルが用意されるという噂も。いずれにせよ、間もなく日本でも新型を見ることができるだろう。
3/3

【ホンダ】電気のヴェゼルが日本でも!?

グリルが異なるものの、直線基調のフォルムはヴェゼルそのもの。

ホンダ SUV e:prototype

どこかで見たような……と思っても不思議ではない。
上海モーターショーに現れた電気自動車のコンセプトカー「SUV e:prototype(イープロトタイプ)」は、先日日本で発売されたばかりのヴェゼルそっくりなのだ。
合わせてホンダは5年以内に10機種のEVを投入すると発表した。そのうちの一台は2022年春に、このSUV e:prototypeベースの電気自動車として登場するようだ。

実は、ホンダは以前に旧型ヴェゼルをベースにした電気自動車「VE-1」を開発し、2018年から中国でカーシェアリングサービスを展開している。
中国のカーシェアリング事業で活用されていた電気自動車VE-1。
現状はNEDCモードで340km航続可能だが、それを上回る性能が与えられるはず。
 
籠島康弘=文

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