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2021.05.18

格好良すぎるヴィンテージのオープンカーから選抜した、絶滅危惧の4台

何を隠そう、オープンカーが一年でいちばん気持ちいいシーズンはまさに今! 屋根を開けて走れば、真夏は修行のように暑く、冬は試練のように寒い。
しかし、今の時季や秋口には、ほかの車にはない最高の気分を味わせてくれるオープンカーの中から“これぞ”と言われる名車を紹介。
どれも稀少な絶滅危惧車ゆえ、ビビッときたら運命かも⁉︎
 

■ジェームズ・ディーンも愛したモデル

数々のポルシェの名車を、レプリカとして復活させているアメリカのベック社。同社が精巧に、かつフォルクスワーゲンのパーツを利用しながら作った一台が356スピードスターのレプリカ「ベックスピードスター」だ。写真は2015年式で車両本体価格730万円/Beck Japan http://beckjapan.jp
ベック ベックスピードスター
ポルシェ356スピードスターのレプリカ「ベックスピードスター」。356とはフェルディナント・ポルシェが開発を手掛け、初めて“ポルシェ”の名が冠されたモデルだ。
クーペとカブリオレが生産されたが、アメリカ市場から「カブリオレよりもっとスポーティなオープンモデルを」と要望され、作られたのが356スピードスター。
ジェームズ・ディーンも愛車に選んだほどアメリカでは大成功を収めた。ちなみにディーンはさらに高性能なスポーツモデルのポルシェ550スパイダーに乗り換えたが、納車からわずか数日後、乗り慣れていないこともあったのか、事故を起こし、あまりにも短い生涯を終えた。


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