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2021.05.15

厳しい生存競争に勝った国産ワゴン5台。各車の魅力を簡単解説

ずっと絶対的王者だったレガシィツーリングワゴンが姿を消した国産ワゴン市場。日産と三菱自動車は、今ではワゴンを1台も作っていない。
そんな厳しい時代を生き残った国産ワゴンは、一芸に秀でたモデルばかりなのだ。
 

①走りを楽しむ“攻めのカローラ”

現在販売中の、カーキを纏った特別仕様車。撥水加工されたシートが備わるほか、トランスミッションや足回りもスポーティにチューンされている。

トヨタ カローラツーリングワゴン

長年、新車販売台数の首位に輝くなど、日本の“オーソドックス”代表と思われていたカローラシリーズ。ところが2019年のフルモデルチェンジで突然方向転換した。
少しクセの強いフォルムと新世代のプラットフォームを手に入れ、輸入車勢に劣らぬスポーティなハンドリングとしなやかな乗り心地を備えたのだ。
カローラツーリングワゴンには1.8Lエンジンと1.8Lエンジン+モーターのハイブリッド、さらに走行性能に自信があるからだろう、1.2Lターボエンジン×6速MTという「走りを楽しむワゴン」まで用意された。
またオーディオやカーナビを潔くスマートフォンに任せるため、スマートフォン連動型ディスプレイをメインに据えている。
ハイブリッド車にはAC100V・1500Wのコンセントを備えることができる。非常時の給電システムに使えるほか、アウトドアシーンでも便利。
今や世界150の国と地域で販売され、世界のオーソドックスになろうとしているカローラゆえ、全幅は1745mmと5ナンバーに収まらないサイズ。
国内では5ナンバーサイズの旧型カローラフィルダーも併売されている。
 

②実はキャンプにも向く商用ワゴン

プロボックスはトヨタカローラ店で販売されており、トヨタ店とトヨペット店ではサクシードという名前で、中身はまったく同じ、デザインもほぼ一緒の兄弟車が販売されていた。

トヨタ プロボックス

荷物や人を運ぶ商用車として多く使われているが、実は隠れた高速番長なのがプロボックスだ。
バックミラーで勢いよく迫ってくる彼らを見て、慌てて車線変更した経験のある人も多いのではないだろうか。見た目とは裏腹に、高速巡航が得意なワゴンなのだ。
パワートレインは1.3Lと1.5Lエンジン、1.5Lエンジン+モーターのハイブリッドと、スペック的にはフツーなのだが、これがトヨタの底力なのか、走らせるとまぁ矢のように高速道路を駆け抜けていく。
スマートフォンホルダーや簡易テーブル、1L紙パック飲料水も置けるホルダー、仮眠に最適な180度倒せる運転席と、至れり尽くせり。ラゲッジは最長1810mmまで奥行きを確保できるので車中泊も可能だ。
5ナンバーサイズだが、商用車ゆえラゲッジが広く、開口部も大きくて使いやすい。忙しいビジネスマンのために車内で食事もできるようになっている。
そのため一部の車中泊やキャンプ好きからも選ばれているワゴンだ。


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