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お酒と料理をいただいたのちに、あらためて店内を回ってみた。オリジナルグッズの中では、「北千住復刻ペナント」(1600円)が人気だという。
北千住のシンボル、お化け煙突、タコ公園、千住葱などが描かれている。
なお、鈴木さんのお気に入りは昭和の時代を風靡したスポーツ自転車だ。子供の頃に買ってもらえなかったので、大人になってから中古品の車体を購入。パーツを集めて作り直したという。
ウン10万円をかけて仕上げた渾身の1台(非売品)。
また、ホンダの「モトコンポ」も飾ってあった。シティのトランクに入ることで話題になったバイクだ。
中古でも人気は衰えず、状態が良いものは50万近くする。
再びテラス席に戻る。向かいには日用雑貨を扱う店。
昔はこういう店が町のあちこちにあった。
目と鼻の先には、先ほどのペナントにも描かれたタコ公園で子供たちが遊んでいる。
のどかなひとときだ。
よく考えたら、美咲さんと美結さん。花を「咲」かせて人の縁を「結」ぶ名コンビだ。二人ともおっとりとした話し方で、非常に癒されました。
最後に読者へのメッセージをお願いしますね。
今回頼まなかったメニューにもさまざまな驚きがありそうです。
 
※本記事は緊急事態宣言発令前に取材したものです。
【取材協力】
エスディ コーヒー
住所:東京都足立区千住4-19-11 サーパスビル1F
電話番号:03-6806-1013
www.instagram.com/sdcoffee1010
「看板娘という名の愉悦」Vol.149
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
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石原たきび=取材・文


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