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2021.04.18

ディーゼル派におすすめのステーションワゴン4選。心も遊びもアクティブに

ワゴンのイメージといえば、室内が広く、荷物がたくさん載って、少し牧歌的なファミリーカーというイメージが強いかもしれない。
しかし、そんなイメージに収まらないのが、ハイパワーでトルクがあるクリーンディーゼルのワゴンだ。
走りも大切だが、ファミリーカーとしての使い勝手も大事にしたいという家族思いな父親諸兄に検討してほしい、4メーカーのクリーンディーゼルワゴンをピックアップ。
 

■乗りやすさのCと積載量のE
メルセデス・ベンツ

国産車よりも早く、日本で初めて基準をクリアしたクリーンディーゼル車を導入したのがメルセデス・ベンツだ。
C220dステーションワゴン。ラゲージ容量は通常で460L、後席を倒すと1480L。
電気自動車をリリースしている今でも、クリーンディーゼルエンジン搭載モデルを多数ラインナップしている。
ステーションワゴンではCクラスワゴンのC220dとEクラスワゴンのE220d、それにEクラスワゴンの車高を上げて4WDが組み合わされたオールテレインがある。
いずれも最高出力194ps/最大トルク400N・mを発揮する、2Lツインターボエンジンを搭載。これに9速ATが組み合わされる。
扱いやすいサイズで選ぶならCクラスだが、本国では既にフルモデルチェンジが行われ、その新型にはディーゼルエンジンにマイルドハイブリッドシステムが組み合わされている。
Eクラスより約200kgも軽いCクラスワゴンでディーゼルエンジンのみの味わいを堪能したいなら、今のうちだ。
E220dステーションワゴン。ラゲージ容量は通常で640L、後席を倒すと1820L。
一方ワンランクうえの乗り心地や機能、積載量で選ぶならEクラスワゴンだ。
リアのみエアサスペンションが備わり、トルクフルなエンジンと相まって、フラットなクルージング走行で目的地までラクにたどり着ける。
E220d 4マチック オールテレイン。4輪にエアサスを備え、Eクラスワゴンより車高が25mm高められている。
4WDを備えたオールテレインなら、夏も冬も、場所を選ばず遊びに行けるだろう。
 

■走りにこだわった4WD×ディーゼル
BMW

BMWもまた同じ2Lディーゼルツインターボを、3シリーズと5シリーズワゴンに搭載している。
320d xDriveツーリング。ラゲージ容量は通常で500L、後席を倒すと1510L。テールゲートのガラスハッチ部分のみの開閉が可能。
最高出力190ps/最大トルク400N・mはライバルとほぼ同じ。これに組み合わされるのは8速ATと、4WDシステムだ。
4WDは、もちろん滑りやすい路面では頼りになるが、後輪駆動を基本に走行状況に応じて前輪に適切な駆動力を与えるもので、悪路走破よりも“気持ち良く走るため”の4WD。
ディーゼルエンジンも、ガソリンエンジンほど高回転はしないものの、そのふけ上がりはとてもスムーズで、「駆け抜ける歓び」を追い求めるBMWらしい。
3シリーズにはハンズフリー機能が備わるので、前方さえ注視していればステアリングからハンドルを離して(もちろん足もペダルから外して)高速道路を巡航できる。また直前のルートを最大50m記憶してくれるので、万が一どん詰まりの路地に入っても、ボタンを押せばラクラク自動でバックして、元の道へ戻ることが可能だ。
523d xDriveツーリング。ラゲージ容量は通常で570L、後席を倒すと1700L。3シリーズワゴン同様、テールゲートのガラスハッチ部分のみの開閉が可能。
5シリーズにもハンズフリー機能が備わるほか、iPhoneをドアハンドルにかざすだけでロックを解錠/施錠でき、iPhoneを車内に置いてスタートボダンを押せばエンジンを始動できる。
リアのみエアサスペンションが備わるのはライバルと同様だ。


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