OCEANS

SHARE

■バリエーションが豊富な
メルセデス・ベンツ ヴィトー

日本にもミニバンのVクラスやキャンパーのVクラス マルコポーロ ホライゾンが正規輸入されているが、これらのベースである商用車が、日本未導入のヴィトーだ。
ボディ長はパネルバンの場合でショートが4895mm、ミドルが5140mm、ロングが5370mm。2014年に登場した現行型は、昨年マイナーチェンジが行われている。
豊富なバリエーションがヴィトーの魅力のひとつ。
駆動方式だけでも前輪駆動/四輪駆動/後輪駆動の3種類から、ボディサイズはショート/ミドル/ロングから選ぶことができる。さらに乗用タイプのツアラーではシート数も最大9名用まで選択可能だ。
後部が人や荷物で一杯でも後方視界を確保できる、リアカメラを利用したデジタルバックミラーが備わる。
さらにエンジンはパネルバンの場合で1.8Lと2Lの2種類のディーゼルエンジンがあり、それぞれ出力違いが複数用意されている。
トランスミッションは6速MTまたは9速AT。ちなみに正規輸入されているミニバンのVクラスは2.2Lディーゼルエンジンを搭載している。
エアサスペンションも用意されていて、乗り心地が快適になるほか、荒れた路面を慎重に走りたいときには車高を最大35mm高めることができる。逆に高速走行時には自動的に10mm車高が下がる。
またマイナーチェンジでアダプテイブクルーズコントロールが備わり、ロングドライブが快適になった。
ルーフレールや荷物固定用のフロアレール、木製のフロアなど、用途に応じて多彩なオプションが用意されている。
多彩な荷物だけでなく、家族やワーカー、ホテルの宿泊客までとあらゆる人やモノを載せなければならないヴィトーゆえ、こんなにも選べるポイントが多いのだが、その分自分だけの一台を作りやすくなるはずだ。


3/3

次の記事を読み込んでいます。