「看板娘という名の愉悦」とは……2019年7月に四谷荒木町の燻製酒場「煙人(えんじん)」を取材した。そこで、燻製の奥深さを知ったのである。
燻製にハマる人は予想以上に多いようだ。今回訪れた店のマスターもそのひとり。
徒歩4分ほどで「燻薫(kunkun)」に到着した。外観は洒落たカフェのようで、燻製感を打ち出していない。
店内では看板娘が働いている。BGMはクールなジャズ。
ドリンクメニューを開くと、ビール、ハイボール、ワイン、日本酒、カクテルとひととおり揃っている。
さすがに燻製のお酒はありませんよね。ここで、パッと笑顔になった看板娘が「梅酒の燻製がありますよ」と言う。600円。おっと、それをいただきます。
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