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攻め続けるためのディフェンダー

納車されてすぐの昨年末には、家族を連れてディフェンダーでキャンプを楽しんだ。年が明けてすぐも、「半分趣味で半分仕事」でひとりキャンプへも出掛けている。

ボディカラーはパンゲアグリーン。これにオプションのサテンプロティクティブフィルムを貼ったので、スモーキーな味わいに仕上がっている。


キャンプで知り合った人の中にはランドローバー乗りが何人かいて、彼らと「ランド会」なるイベントも企画中だという。今年はコロナ禍でやれなかった雪中泊もやりたい。

仕事でも、既に抱えているいくつかの企業との楽しそうな取り組みや、5月には前回よりも規模の大きなTARP to TARP主催キャンプを計画している。

さらには、海外の圧倒的なロケーションを日本のキャンパーに紹介するツアーや、逆に海外のキャンパーに、日本の美しい景色を紹介するツアーもやりたい。



「まだまだやりたいことがたくさんあるんですよ(笑)。」と須山さん。その攻め続ける姿勢を、ディフェンダーは後押ししてくれるという。

「ディフェンダーって、キャンプとの親和性も高いし、この新型も注目度の高さを感じています。だからキャンプ場に乗っていくと、話題になるんですよ。ディフェンダーに興味を持ってくれて、カスタムの話で盛り上がった知り合いを乗せたり、運転してもらうこともあります。それで自分も契約しちゃった人も何人かいます(笑)」。

オプションのサイドステップを装着。そして、すべてマットブラックに塗装。


つまりこの車自体が、いろいろな“繋がり”を作るTARP to TARPの出張所のような存在になっているのだ。

「車って単純に移動手段ではなく、相棒みたいなところがありますよね。キャンプでは街よりももっと切り離せない相棒だし、TARP to TARPの“to”の部分みたいに、たくさんの繋がりを生んでくれる存在なんですよ」。

「もちろん、個人的にもしっかり愛せる車です。ちなみに前のディスカバリー4は、4年間で8万5000kmも走りました(笑)」。


これから、須山さんの仕事も遊びも人生も乗せて走るディフェンダーは、いったいどれだけの距離を走り、どれだけの“タープ”を繋いでいくのだろう。



鳥居健次郎=写真 籠島康弘=取材・文

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