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2021.03.08

ニュース

「逃げちゃ駄目だ」なんて言ってられないときの災害食がエヴァの世界から!?

ついに待望のエヴァンゲリオンシリーズの最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開された。
前作『:Q』から9年、TVシリーズ放送開始からはすでに四半世紀を数える人気アニメシリーズで、青春をともにしたというオーシャンズ世代も多いだろう。
そもそもエヴァは「セカンドインパクト」と呼ばれる大災害後の世界が舞台。TVシリーズ放送開始の1995年からこれまで、日本もさまざまな災害を乗り越えてきたわけだが、そんな非常時の災害食がエヴァ仕様になって登場したのをご存知か。
単品1400円、5種アソート7000円/ホリカフーズ www.foricafoods.co.jp
この防災備蓄品、題して「特務機関NERV指定 防災糧食」。え、ネルフ? エヴァ好きならそう反応するのも当然だ。
特務機関NERVといえば、エヴァの作中に出てくる国連直属の非公開組織である。しかし今回紹介する特務機関NERVは、エヴァの公認で災害情報の発信や防災アプリなどの運営を行うサービスのこと。ツイッターアカウントのフォロワー数は、優に100万を超えている。
特務機関NERVを展開するゲヒルン株式会社と災害食「レスキューフーズ」がタッグを組んで作り上げたのが、この“エヴァ感”溢れる防災糧食である。
賞味期限は製造日から3年半。
レスキューフーズシリーズは阪神・淡路大震災を教訓に、2003年より販売開始。ライフラインが寸断された状況下でも、温かいご飯が摂れる完結型の災害食として信頼されている。
発熱剤を含む加熱キットを同梱しているので、火や水がなくてもその場で食品を温めることができ、もちろん容器やレンゲも付属。実際、自衛隊や災害現場で使われている本格仕様だ。

気になるメニューは白米とおかずのセットで、ビーフカレー、ハンバーグなど人気の定番メニューを含む5種類だ。
喉が渇いて水のがぶ飲みに繋がらないよう塩っ気を抑え、野菜不足になりやすい環境を考慮して野菜が摂れるメニューにするなど、非常時に対応した配慮は実にきめ細やか。

エヴァ仕様になったデザインは、雑多な現場においてもひと目でわかるよう、配色、ナンバリング、フォントなどを工夫した。またアレルギー表示も含めて英語を併記し、“国連直属組織”らしい仕様となっている。
単品でも5種セットでも購入でき、メーカー公式サイトやエヴァンゲリオンの公式ストアで販売されているので、これを機にストックしておこう。
「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ……」とは主人公シンジ君の名ゼリフ。確かに人生にはそんなときもあるけれど、災害時は非常食とともに「逃げなくちゃ駄目」なのだと肝に命じておこう。
 
[問い合わせ]
ホリカフーズ
www.foricafoods.co.jp


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