新色リリース間近！ 各国で即完のニューバランス新生「2002」の真価とは

昨年10月にリリースされるなりソールドアウトとなった「MR2002」の復刻モデル「ML2002R」に、新色が登場する。店頭に並ぶのは、3月20日（土）だ。

「MR2002」の復刻はニューバランスの歴史のなかで初めてのこと。そんな稀少性もあって、昨年10月に売り場に並んだ「ML2002R」は日本のみならず、各国で軒並みソールドアウトを記録した。
「ML2002R」のポイントは、ヌバックとWラッセルのコンビネーションがもたらす重厚感溢れる佇まいはそのままに、ランニングシューズ「860」のソールでアップデートしたことと、アジアに生産を移行したことにある。

「860」は“パフォーマンスランニングシューズ”を謳って2011年にリリースされた。搭載されたのはエナジーとアブゾーブを組み合わせたソールユニットで、シリアスランナーの支持を得るのみならず、米国の権威ある専門誌で高評価を獲得した。つまり、評判のいいソールで進化させたというわけだ。

そしてアジア生産に移行することで1万円台半ばの価格設定を実現。それは、ひとえにより多くの人にそのスニーカーの魅力を味わってもらいたいという思いからだ。
お尻につけた“R”についても説明が必要だろう。この“R”はブランドコンセプトである”Redevelopment（再開発）”から採っている。「ML2002R」ならではのネーミングである。
キャッチーなこのモデルを目利きは放っておかなかった。昨年は新進気鋭の韓国のストリートブランド「ディスイズネバーザット」、ニューバランスのコラボ相手としてすっかりおなじみとなった「N.ハリウッド」と立て続けにコラボレーションが決まった。
N.ハリウッドは台湾発のセレクトショップ「インビンシブル」とチームアップし、トリプルコラボレーションを実現した。

新たにリリースされるのはグレー、ホワイト、ブラックの3色。いずれもトーナルなカラーパレットで、洗練された印象を与える。