OCEANS

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「トムフォード」

男らしいシャープなシルエットに、美しく色気が漂う艶感、そしてなめらかな手触り。極上の素材と仕立ての良さが際立つ、圧倒的存在感を放つタキシード。本人私物
推薦人
スタイリスト 喜多尾祥之さん(55歳)
東京・浅草生まれ。ディレクションも手掛けるスタイリストとして雑誌、広告、CMにて活躍中。趣味はゴルフと料理。魔味探求家元。
袖を通したときの凛とする着心地と高揚感がたまらない。メイド・イン・スイスで機械織りの世界最高峰と称されるこのスーツは、立体感と安心感がとにかく格別なんだ。
自分の結婚式用に仕立ててから姪っ子の結婚式と、まだ2回しか着れていないので、レギュラーカラーシャツでドレスダウンをして登場回数を増やしていきたい。これからは元を取っていくつもり(笑)。
 

「ディオール オム」

ブランドを代表するスリムシルエットのブラックデニムにレーザーでダメージ加工を施したハードなデザインが存在感抜群。着ると意外にしっくりくるリアルクローズな仕上がりもうれしい。本人私物
推薦人
オーシャンズ コントリビューティング・エディター 大関祐詞(36歳)
ブランドのショーや展示会には欠かさず足を運ぶ無類のファッション通。海外旅行好きだが、コロナ自粛のため、新たな趣味を模索中。
レザーパンツのような鈍い光沢を放つコーティングを施し、その上からレーザーでデニムを焼いて無数のダメージを与えるという、今考えてもとんでもないデザイン(でもお尻や太ももが見えないようにちゃんと当て布も付いています)。
ヘヴィメタルとロックを前面に押し出したコレクションの中で、このパンツは多くのルックで着用されており、ランウェイでもひと際存在感を放っていたのを覚えています。
まだ着用回数が少ないときはダメージ部分にまだ焦げ臭さが残っていて、それを嗅ぐと何だか気分が高揚しました(笑)。この服に出会って以降、より服好きに拍車をかけることとなった思い出の逸品です。
今は体型が変わってしまいほとんど着ていない状態なので、頑張ってダイエットしようと思います。
 
清水写真事務所=写真 星 光彦、来田拓也=スタイリング 増山直樹、早渕智之、長谷川茂雄、森上 洋、いくら直幸、髙村将司、大西陽子、中田 潤、今野 塁、菊地 亮=文


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