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■トヨタ ランドクルーザー70(バン)


2014年に70シリーズの発売30周年を記念して約1年間の期間限定発売されたランドクルーザー70。
エクステリアの雰囲気は2004年に日本での発売が終了したときの姿とは変わっていたが、それでもヘビーデューティーなモデルを求めていた人たちから歓迎され、その人気は販売が終了したあともまったく衰えず、中古車市場では今なおプレミア価格で取引されている。

Sanzokoumutenさんが愛車に選んだのは、この70シリーズのバン(76型)だ。
オリジナルのベージュボディにブラックバンパーを合わせ、カンガルーバーとルーフキャリアも黒にするなど色数を抑えることで、全体を整えている点が絶妙。
さらに車高調サスペンションで車高を上げてゴツめのタイヤを履かせたり、カラーリングを抑えているからだろう、やり過ぎ感がまったくないが、しっかり個性が際立っている。うーんお見事!
 

■トヨタ ランドクルーザー70(ピックアップ)


岩下和広さんが選んだのもランクル70の復刻販売版。
岩下さんはピックアップトラックの79型をチョイスした。ちなみにピックアップは販売台数がかなり少なかったので、中古車市場ではバン以上に稀少性が高まっている。

岩下さんもSanzokoumutenさんと同様のベージュボディにブラックバンパーでカスタムしている。シュノーケルやルーフのフォグランプ、リアのヒッチカーゴなどを備えたほか、極め付きは荷台に設置された幌と、それらに備えたタフなギアたちだ。
まるで1年間かけて大陸横断中かと思うほどの重装備をしたランクルは、生半可なアウトドアフリークは寄せ付けない“ホンモノ”感がある。

ベージュ×黒カーキと色数を絞りこんだ車体に、ルーフの赤いカヌーもいい感じで映えている。載せるアイテムも含めて、ランクルの“本気”を引き出した一台といえるだろう。


3/3

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