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今なお色褪せない抜群のセンス

各1万6000円/ともにリーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)
リーバイス ビンテージ クロージングのヘッドデザイナー、ポール・オニール曰く、「私たちはセントラル ステーション デザインのアプローチ全体にとても刺激を受けました」。
その言葉通り、今回のコレクションでは、彼らが手がけたアートワークが大きなインスピレーションを生むことになった。

セントラル ステーション デザインが最初に手掛けたのが、ハッピーマンデーズのファーストフルアルバム『Squirrel and G-Man Twenty Four Hour Party People Plastic Face Carnt Smile』。イチゴをトッピングしたペストリーケーキとパフェのグラフィックが、なんとも印象的である。
さらには、’88年に発表されたBummedのイラストも実に衝撃的。それらを大胆に中央へ落とし込んだのだ。
 

コレクター心を触発するラインナップ

各1万6000円/ともにリーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)
今回は、当時の空気感がビンビンに伝わってきそうな彼らのワートワークの中から、4枚のアルバムに描かれたビジュアルを採用。
プリントを施すロンTもまた身幅や裄丈がたっぷりな、どこか’80年代を彷彿とさせるようなビッグシルエットだ。
各1万6000円/ともにリーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)
しかも、クラシックレコードの復刻というメッセージを込め、アルバム解説と共に12インチのプラスチックのスリップカバーに入れて提供する。その存在感は圧巻の一言で、ジャケ買い感覚で手に取ってしまうこと必至。思わず集めてしまいたい衝動に駆られてしまう。
 
普遍的なアイテムをウリとしながら、その場に安住しない姿勢こそリーバイスの本懐。それをまざまざと見せつけられた本作に、改めてリーバイスの懐の深さを感じずにはいられない。
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「リーバイス白書」とは……
どんなに時代が変わっても、オレたちのリーバイス愛は変わらない。でも、知識のほうは現代版にアップデート済だろうか? リーバイスを直接訪ねて理解った、リーバイスの2021年最新事情。
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佐藤 裕=写真 菊地 亮=取材・文 


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