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2021.02.04

たべる

昼前から飲める池袋のウイスキーバーで、看板娘の解説に膝を打った

「看板娘という名の愉悦」とは……
何も予定がない休日は、明るいうちからお酒が飲みたくなる。しかし、家でひとり飲みは寂しい。そんなときに打ってつけの店を見つけてしまった。
池袋西口の西一番街。
駅から徒歩2分で到着したのは「ジェイズ・バー(J’s Bar)」。
「J's Bar(ジェイズ・バー)」。
雑居ビルの2階にある。
こちらは、常時200種類の希少なシングルモルトウイスキーを楽しめる大人のバーだ。なんと、午前11時半からオープンしている。
先客たちの向こうに看板娘の姿も見えた。
あとで聞いたところ、女性客がグラスで飲んでいるのは「インペリアル 30年」。ボトル1本7万7000円の高級銘柄だが、「今週限定の特別価格だから慌てて来た」という。
一方、男性客が嗜んでいるのは滋賀県の長浜蒸留所が作るクラフトウイスキー、「アマハガン(AMAHAGAN)」。日本最小の蒸留所がコロナ禍支援のために出した特別ボトルで、“AMAHAGAN”を逆から読むと「ナガハマ」になる。
ボトルの裏面には蒸留所スタッフによる寄せ書き。
もともとタバコが吸える店だったが、昨春に発令された受動喫煙防止条例によって喫煙難民が大量に発生することを案じ、昼からの営業に乗り出した。
葉巻は1本600円から2500円程度。
さて、何をいただこうか。ウイスキーに関してはまったく疎いと告げると、看板娘いわく「ショットで飲み比べができる『3杯セット』はいかがですか」。
おお、そちらでお願いします。


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