空山 基という人物をご存知だろうか?
「いいえ」と答えた人は、コチラの作品をご覧あれ。
女性の人体美がロボットと融合した作品「セクシーロボット」。空山 基の代表作である。
これでピンと来た人も多いはず。改めて解説すると、空山は日本が誇る世界的なアーティストで、人体と機械の美の融合をテーマにした作品で知られている。読み方は「そらやまはじめ」である。
先述のセクシーロボットは、ディオールのショーや渋谷パルコのパブリックアートとして登場するなど、ファッションシーンとの関わりも深い。
そんな彼の世界観が、「ミズノ」のスニーカーで具現化されたというから驚きである。
こちらは、ミズノの技術を結集したフラッグシップシューズ「ウエーブ プロフェシー」の10作目をベースに作られた、空山氏とのコラボモデル。
波打つアウトソールに設けられた大きな空洞は、宙に浮いているスニーカーをイメージしているという。アッパーとの間を結ぶミッドソールには、半透明のパーツが組み込まれた。
クッション性と反発性、安定性を兼ね備えた従来の構造に加え、屈曲性がアップし、軽量化も施されている。
1月30日(土)から「2G TOKYO」と「2G OSAKA」で先行販売が行われており、一般販売は2月6日(土)からの予定。
間違いなく傑作と言える今回のコラボスニーカー。これはもはやアートなのか、ファッションなのか、それともテクノロジーなのか。
少なくとも“ハイテク”や“ローテク”なんて言葉じゃ片付けられない新ジャンルが生まれた瞬間なのだと、感じとる。
[問い合わせ]ミズノお客様相談センター0120-320-799www.mizuno.jpPOW-DER=文