「悪天対応の撥水コートに、遠目に目立つイエローのパーカ。そこに、汚れてもいいようなはきなれたジーンズと赤いヴァンズを。リフレクター付きのメッセンジャーバッグもマストですね」。
40代を過ぎたあたりからシフトし始めたという現在のライフスタイルは、等身大でストレスフリー。
「タイムを競い合っているわけではないからサイクリングスーツはいらないし、ディナーパーティに出るわけではないからタキシードやジャケットも不要。
昔は、それでもファッションとして楽しみましたが、自然と“今”必要なものを選べています。その工夫が楽しいんですよ」。
ニューノーマルが求められる時代にもフィットしている模様。
「コロナでも変わらない様式を心がけているので、この自転車生活はまさに最適。それでもファッションととともに歩んでいける僕なりの回答に今、たどりついています」。