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モードの緊張を自然と解きほぐす有効な手段として

シリーズを買い続けて約20年!
エストネーション・鷲頭直樹さん(47歳)と
「ディッキーズ」の874
「安い、丈夫、気取りがない」と、アメリカが誇るワークウェアの良さを鷲頭さんは独自の三拍子で表現。しかも、パリッとした生地感から「自分にとってのスラックス」と言い切るほど愛着は強い。
そんな両者の関係は20代後半から今も続く。
「古着店の洒落た兄ちゃんがはいていたかと思えば、ジェイソン・ジェシーも、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのジョン・フルシアンテも愛用。アメリカンカルチャーに魅せられてきた僕としては、あらゆるカルチャーと密接に関わってきたアイテムだからこそ、今もなお買い続けてしまうんでしょうね」。
パンツ/ディッキーズ、ジャケット/リック・オウエンス、スニーカー/コンバース
そんなディッキーズ信者には着こなす際のこだわりがある。
「874をカットオフし、はいたときにナチュラルなテーパードラインができるように仕上げます。目安は裾幅1cm(笑)」。実に、お直し数cmがモノを言うスーツなどを取り扱ったこともある鷲頭さんらしい。
「アメリカではカットオフする人が多いのですがお洒落目的ではない。ただ丈を詰める、というだけの自然な行為。アメリカの自由なマインドや空気を存分に表現していますよね」。


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