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「エル・プリメロ」のコラボウォッチ第2弾が発売中!

安藤 そうなんですよ! 第2弾のモチーフとなったのは『ルパン三世』 第1シリーズの最終話「黄金の大勝負!」。その冒頭で次元大介が着けていた「エル・プリメロ A384」のブレスレットモデルなんです。
コラボ第2弾として発売された「クロノマスター リバイバル ルパン三世 セカンドエディション」SSケース、37mm径、自動巻き 100万円/ゼニス 03-3575-5861 ©︎MP/T・N
広田 前作に続き、これも魅力的ですね。特徴的な形状のSSケースにハイビート自動巻きムーブメントの「エル・プリメロ」を搭載。特筆すべきは、1969年に発売された「エル・プリメロ A384」に採用されていた、ゲイ・フレアー社のラダー(梯子)ブレスレットも復刻している点。
安藤 次元はゼニスを愛用しているというのはよく知られていたんですが、意外にもふたつの異なる「エル・プリメロ」を着用していたんです。
広田 僕は事実として知っているだけなんですが、そもそも劇中には着用シーンは出てくるんですか?
安藤 出てくるんですよ。それもとっても大きく。
劇中に登場した「エル・プリメロ」。 ©モンキー・パンチ/TMS・NTV
広田 おお(笑)。これは時計好きならわかりますね、興味深いです。ただアニメ公開時期のゼニスの知名度を考えると、原作者のモンキーパンチさんがかなりの“時計通”だったことがわかりますね!
安藤 そうなんです。メルセデス・ベンツのSSK、シトロエンの2CV、日産のブルーバードetc.、『ルパン三世』では車のディテールが細部までしっかり描かれていることで有名ですが、同じように腕時計に対してもモンキー・パンチさんのこだわりを見て取ることができるんです。
広田 にしても、次元はとても目が肥えている。
安藤 次元は拳銃の腕も一流ですが、実は時計選びも一流。素晴らしい審美眼の持ち主。
「クロノマスター リバイバル ルパン三世 セカンドエディション」に付くオリジナルの外箱とリーフレット。ゼニスの次元に対するリスペクトも感じられる。
広田 ほかにはどんな時計を愛用していたんでしょう?
安藤 ロレックスの「サブマリーナー」やオメガの「スピードマスター」です。
広田 どれもマスターピースと呼ばれる腕時計じゃないですか。
安藤 次元は時代が移り変わっても色褪せることのないタイムレスな時計を好んでいたんです。面白いのは、次元に対してルパンが対照的な時計選びをしていたことです。


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