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2021.01.04

ライフ

ボルダリングだけじゃない? スポーツクライミングのあれこれ。ルールや注目選手を解説

当記事は「FINEPLAY」の提供記事です。元記事はこちら
野中生萌 / photo by HAMASHOW
東京オリンピックへ向けて注目度が高まるアーバンスポーツ、アクションスポーツの魅力をFINEPLAY編集部がDig。今回は「スポーツクライミング」の歴史や種目、世界で戦う注目選手を紹介。
世界でも強豪国である日本はメダル獲得も期待されており、注目必須の新スポーツとなる。この記事をチェックして、「スポーツクライミング」の魅力を存分に体験して欲しい。

スポーツクライミングの歴史

「クライミング(climbing)」は「登ること」を意味する言葉。人間は遥か昔から登山を行ってきたが、自然の岩場を登るフリークライミングも1920年代頃から行われるようになったと言われている。しかし、そこから派生して「スポーツクライミング」として人工壁を登る競技となったのはつい最近のことだ。
成り立ちには諸説あるが、1940年代後半から80年代にかけて当時のソビエト連邦において、自然の岩場を登り切るスピードを競う大会が行われたことがその始まりだと言われている。
1985年にイタリアでは「リード」の大会が岩場で行われ、次第にヨーロッパから競技としてのクライミングが世界中に普及していく。この頃からフランスを中心に室内の人工壁で行われる競技も増えていったという。これが「スポーツクライミング」の始まりである。
1989年には初の国際的な大会であるW杯が開催。1991年には初の世界選手権が開催され、日本人では平山ユージが銀メダルを獲得している。
現在では多くの日本人選手が国際的な大会で目覚ましい成果を上げており、世界でも強豪国のうちの一つとして数えられている。
平山ユージ


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